【多治見市】多治見ぶらり旅④チーズパーラーウキヤマ

2023年の夏、多治見市へ出かけた編集部のぶらり旅も最終回。「CAFE NEU！（ノイ）」さんでインドカレーランチをいただき、「THE GROUND MINO」さんと「かまや多治見」さんを訪れた後、岐阜市へと帰路に着く前に立ち寄ったのは「チーズパーラーウキヤマ」さんです。

2023年5月にオープンした、岐阜では珍しいチーズ専門店。多治見市でもちょっと郊外の山の中にあるので、目指して向かわないと辿り着けません。民家を改装したお店の外観は、本当に民家そのもの！可愛らしいチーズのネオンサインが目を引きます。

入り口の扉も、田舎のおばあちゃんちの勝手口のようで「ほんとにここでいいのかな？」と戸惑いますが、チーズの山が描かれた看板を確認して、思い切ってドアを開けます。

すると、店内にはまるでケーキ屋さんのような大きなショーケースが置かれていて、多種多様なチーズが…！

イタリア、スペイン、フランス、イギリス、そして日本…。世界各国のさまざまなチーズがずらりと並んでいて、色も形も特徴もすべて違います。ほとんど初めて聞いた名前のチーズばかりで、端から順に説明を読みながら、じっくり吟味…。といっても、やはりどれを選べばいいのか、迷います。

すると、こんなPOPを発見！ちょっとずつ、いろんな種類が選べて食べ比べられるチーズ盛り合わせが、4種類なら1000円、6種類なら1450円、6種類すべてお任せなら1400円で買えるではないですか！これは嬉しい…！

というわけで、お店の方にアドバイスをいただきながら、6種類のチーズをセレクト。青カビと白カビのチーズはクセが少し抑えめなものを選び、外皮を塩水や酒で洗いながら熟成させる匂いの強いウォッシュタイプにも挑戦。珍しい山羊のチーズと羊のチーズも1つずつ選びました。

さらに、チーズパーラーウキヤマさんでは、その時々でチーズを使ったパイやチーズケーキなどが並んでいるんですが、この日は見るからに美味しそうな「ドライトマトとなすのチーズパイ」があったので、こちらも購入！

レジの奥には厨房があり、そちらでご主人がチーズをふんだんに使ったスイーツや惣菜などを作っています。ゆくゆくは、店内にチーズが楽しめる喫茶スペースもオープンされるそうなので、楽しみですね！

さて、さらに帰り道でパンとソーセージとワインも買って、この日の夜はいろんなチーズを主役に夕食を。「ムルシア・アル・ヴィノ」や「オベーハ・コン・オリーバ」など、まるで魔法の呪文のような名前を唱えながら一つずつ味わってみると、意外とあっさりしていたり、濃厚だったり、むっちりしていたり、香りが口中に広がったりと、本当にそれぞれ個性が際立っていて、どれも美味しい…！未知のチーズの世界への扉が開きます！