【養老町】「YOROラボ」新商品共創ワークショップ最終発表会が開催されました!

養老町役場は2022年秋に、養老公園を拠点として観光消費拡大に向けた実証実験に取り組むプロジェクト「YOROラボ」を発足しました。先日、その活動の一環として取り組んできた養老町の新たな特産品を開発するプロジェクトの最終発表会が養老町役場にて開催されましたので、その様子をお届けします!

(YOROラボについての詳しい記事はこちら。)

2022年度に、養老町の新商品共創ワークショップに参加し、新たな養老町の特産ブランド開発に挑戦したのは、町内事業者と町外の学生による2つのチームです。両チームは2022年9月から5回のワークショップを通して新商品を開発しました!

▶︎松野屋×椙山女学園大学「YOROだんご」

まずは和菓子屋「松野屋」さんと「椙山女学園大学」の学生さんのチームの発表です。

「松野屋×椙山女学園大学」チームはメインターゲットを10〜30代のSNS好きな女性に絞って、見た目に可愛らしい「YOROだんご」を考案。

玄米団子に松野屋さんの和菓子づくりの技術を活かしたあんのお花が添えられています。「花より滝よりYOROだんご」をキャッチコピーに、「養老の滝」と「養老天命反転地」をモチーフとした2種類の華やかなお団子が誕生しました!

発表会を聴講していた大垣養老高校の学生さんたちの心も掴んだようで、みなさん「わ〜!かわいい〜!」と歓声をあげ、スマホを取り出して写真に収めていました!

こうして、お客さんが撮影した写真をSNSに投稿することで商品、そして養老町の認知度を向上させ誘客につなげることもこのチームの大きな狙いの一つです。

▶︎パティスリー暦×岐阜市立女子短期大学「養老サイダープリン」

続いて「パティスリー暦」さんと「岐阜市立女子短期大学」の学生さんによる発表です。

「パティスリー暦×岐阜市立女子短大」チームはパティスリー暦さんの人気メニューであるプリンをアレンジして「養老サイダープリン」を開発しました!

「商品を通して養老町、そして岐阜県のことをたくさんの人に知ってほしい」という思いから、養老サイダーだけでなく、材料の牛乳や卵も岐阜県産にこだわっています。

さらに、養老サイダーのレトロ感を残したパッケージで、食べ終わった後もタグを取っておいてもらえるような工夫も。最近、若い世代の間でステッカーや写真などを、スマホのケースに入れて持ち歩くことが流行っていることに着目して、企画をしたアイディアです。

プリンとゼリーの比率も試作を重ねてちょうど50%ずつが黄金比であるという結論に辿り着きました。

「養老サイダーの香りがすごい!サイダーとプリンは意外な組み合わせだけどおいしいです」と、椙山女学園大学の学生さんにも好評。一方で、発表会を聴講していたワークショップの講師からは、緑色は食欲をあまりそそらないため、クリームソーダに見立てて「ゼリーとプリンを上下入れ替えてみては?」という率直な意見も挙げられました。

養老町の川地町長もYOROだんごと養老サイダープリンを試食。「実は私は甘いものが苦手なのですが、おいしくいただけました」と講評するとともに、これを目当てに養老町にたくさん人が来てくれることへの期待を述べました。

プロジェクトメンバーは正式な商品化と養老町の特産ブランドへの認定に向けて、今後もさらに商品のブラッシュアップを重ねていきます。完成したら松野屋さんとパティスリー暦さんはもちろん、養老公園や養老SAでの販売も目指していきます。ぜひ楽しみにしていてくださいね!

(YOROラボのロゴ、養老サイダープリンのパッケージは、さかだちブックスを運営する株式会社リトルクリエイティブセンターが担当させていただきました。)

2023年03月09日作成
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