【岐阜】「徒然舎 Garage 」オープン!4/29-5/10「さとうゆうすけ原画展」開催

岐阜市美殿町にある古本屋「徒然舎」さん。最初に岐阜市殿町でお店をオープンして以来、2021年4月で10周年を迎えられました。

そして、4月29日に新たなスペース「Garage(ガレージ)」をオープンされます!場所は、お店の東の通りを少し進んで…

同じビルのオグテイさんと、大文字さんを通り過ぎた場所。

ガラス戸と大きな扉が目印のとってもかっこいい空間です!

こちらは、普段はお店の作業場として使われる「ガレージ」なのですが、“まちに開いた場所” として、不定期でギャラリーやイベントスペースとしても活用される予定です。

そして、この「徒然舎 Garage」のこけら落としイベントとして、4月29日〜5月10日までは「さとうゆうすけ原画展 夜の妖精フローリー」が行われます。

扉を開けると、早速、さとうゆうすけさんの作品がずらり。

2020年11月に学研「ティーンズ文学館」シリーズの1冊として出版されたアメリカの現代作家ローラ・エイミー・シュリッツさんが原作の「夜の妖精フローリー」。その挿絵を描いたさとうゆうすけさんの原画を展示しています。

本の表紙では主人公の妖精フローリーの羽のすぐ後ろにコウモリが飛んでいますが、よく見ると原画では絵の上にコウモリが描かれています。これは、本のタイトルの入る位置によってコウモリの配置を調節するために、絵の外に描いたのだとか。

原画を見るからこそ気づく、本づくりの工夫があるんですね。

こちらはフローリーが窓の外を眺めるシーン。色とりどりの花畑がなんとも印象的です!

本の中ではかなりクローズアップされていますが、実際に見比べてみると原画はかなりまわりまで広く描かれているのがわかります。

さとうさんの絵は、なんといっても細いペンを何度も走らせて描くその繊細なタッチの美しさが特徴です。まるで本物のようなリスの毛並み…!思わず近寄って、じっと眺めてしまいます。

原作者のローラさん本人も、さとうさんの挿絵を「動物をただ可愛らしく描くだけでなく、野生の荒々しさも表現されているところが素晴らしい」と、とても気に入ってくださったんだそう!

どの作品も、何度も近づいたり離れたりしながら、じっくりと見たいものばかり。そして、原画を眺めていると「夜の妖精フローリー」の世界へと飛び込んでいくような気がします。

さらに、さとうさんの原画展ならではの楽しみが、本の挿絵ができあがるまでの製作過程をまとめたファイルが見られること!

主人公や登場する動物たちの細かな設定や、庭の見取り図、本番さながらの下絵など、興味深い資料がたくさん公開されています。

ファイルをめくっていると編集者さんからのコメントが書き加えられている部分もあり、こうして1ページずつ、たくさんの人の手と情熱から本が1冊の本が作られているのだな、と実感します。

展示期間中は会場と徒然舎さんの店舗の両方で、さとうゆうすけさんのイラストサイン入りの本を販売しています。

また、2019年3月にBL出版から出版された「ノロウェイの黒牛」のイラストサイン本も合わせて販売されます。こちらも、ふと静かな夜にゆっくりと挿絵を楽しみながらページをめくりたくなる素敵な絵本です。

会期中はきちんと感染対策を施したうえで展示が開催されます。近隣の方は、さとうゆうすけさんの美しい挿絵の原画を見られる貴重な個展に、ぜひ足を運んでみてくださいね!

徒然舎 Garage「さとうゆうすけ原画展 夜の妖精フローリー」

開催日時:2021年4月29日(木・祝)〜5月10日(月)12:00~19:00
会場:徒然舎 Garage (入場無料)
定休日:火・水曜

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徒然舎さんでは、5月から毎月第3土曜日の夜に「小さな古本屋講座」も開催されます。

開業から現在までの10年余りの徒然舎さんの歩みを振り返りながら、どのようにお店づくりをされてきたのかを聞くことができます。「古本屋を開いてみたい」という方は、ぜひ参加してみてくださいね!

>>> 小さな古本屋講座の詳細はこちら


徒然舎

住所:岐阜市美殿町40 矢沢ビル1F

営業時間:12:00~19:00

定休日:火・水曜

TEL:058-214-7243

2021年04月28日作成
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