【求人図鑑】NONACA DELICA(ノナカデリカ)
様々なお店や企業の求人情報をご紹介するさかだちブックスのオリジナルコンテンツ「さかだち求人図鑑」。
求人情報のご紹介と言っても、ただ会社情報や条件を掲載するのではありません。
さかだちブックスの杉田が、実際に企業に潜入!
一日職場体験を通して、職場の雰囲気や、仕事内容の実体験も含めて体験のレポート形式で求人情報をご紹介します。
今回ご紹介するのは岐阜県岐南町野中の惣菜店「ノナカデリカ」さんです。
ノナカデリカさんは2016年に小さなコンテナでオープン。
現在はそのすぐ隣に店舗を広げ、日々手作りのお惣菜を地元のお客さんに届けています。
親子で食卓を囲む時間を大切に
日替わりのお惣菜は常時25種類ほど。
煮物やサラダ、揚げ物にキッシュ、さらにはデザートまで、和食、洋食問わず、ご家庭の食卓を彩るお惣菜がずらりと並びます。
営業時間は15時から21時とやや遅い時間帯です。気になってその訳を伺ってみると、親子が夕飯を一緒に食べることを何より大切にして欲しいという想いからなのだそう。
親世代の幼稚園・保育園の送迎や、仕事帰りの時間に合わせてお店をオープンしています。
「この辺りの地域は今、すごく人口増加が進んでいるんです。岐南町の取り組みで給食費の無料化があったり、子育てがしやすい環境なので、お子様がいらっしゃるご家庭もすごく多い。一方で、共働きの家庭も多くて家族で食卓を囲む機会が減ってきているのも現状です。もちろん一人暮らしの方やお年寄りにもうちのお惣菜を食べていただきたいですが、一番根底にあるのは、親子が食卓を囲む時間を作りたいという想いです。」
そう語るのはオーナーの松原さん。調理から販売、接客、さらには経営まで全てを担っています。
今回、求人されているのは松原さんの右腕として、そして店長候補として頼もしく活躍してくれるメンバーです!
現在、男性スタッフは松原さんだけですが、料理の世界は体力勝負。男性スタッフを募集されています。
スタッフを支えるのは、料理が好きという気持ち
オープン前の厨房では4名のスタッフがテキパキと分担して仕込みをされていました。
ぴりりとした緊張感のなか、黙々と調理を進める姿には職人のような空気さえ感じます。
ハードな仕事をこなすうえで、何よりも大切なのが「料理が好き」という心からの気持ち、そして、自分が作った料理を人に食べてもらう喜びだといいます。
決して楽ではない仕事の中で、その想いがスタッフのみなさんを支えているのです。
これからは毎日の朝礼を利用するなどして、スタッフ同士のコミュニケーションにも力を入れていきたいと松原さんは考えています。
お惣菜で家庭の味を届けたい
日替わりのメニューは料理の道を歩んでこられた松原さんの経験や、家庭の味をレシピ化。
オープン当初からローストビーフと唐揚げを定番に、季節の食材を取り入れた様々なメニューが並びます。
なかなか家庭では食べられない手の込んだお惣菜もありますが、意外にもお子様の人気No.1はこんにゃくの煮物。それから、ひじき、切り干し大根と続きます。
「和食が中心で、家庭的な味を大切にしています。」
ノナカデリカさんの想いはお客さんにも伝わっているようです。
この日はたまたま、スタッフの1人が試作の料理を他のメンバーに振舞っているところに立ち会うことができました!
季節の素材を活かした、かわいらしいメニューは松原さんにも他のメンバーにも大好評。
スタッフ同士が刺激し合いながら技術を磨き、モチベーションを高めていることがよく伝わってくる一コマです。
お惣菜が並ぶディスプレイの印象は曜日によって違うのだそうです。
取材の当日は週の終わりの金曜日。週末の食卓にぴったりなちょっと贅沢感のあるお惣菜がメインでした!
お店のオープン20分くらい前になると、スタッフが手際よくできたてのお惣菜を並べ、ウィンドウにメニューを書いていきます。
産地やこだわりなど、ちょっとした一言が添えられているところに温かみを感じます。
食を通して、地域内での顔の見える関係を。
15時のオープンを迎えると続々とお客さんがやってきました。
お父さんの誕生日を祝うという小さなお子様づれのご家族
「いつものからあげをお願いね。」というご年配の女性
「今日はサラダだけにしておくわ。」というお母さん
イートインの飲食店とは違って、スタッフがお客さんと会話ができるのはメニューを選んでから会計を済ませるまでのごく僅かな時間です。
そんな一瞬の間にも、常連さんの体調を気遣ったり、お惣菜のおいしい食べ方を伝えたり、丁寧なコミュニケーションを欠かしません。
調理から販売まで同じスタッフが担当するのは、作り手が届けることが一番おいしさが伝わるからです。
飲食店が少ないこの地域で、少しでもリアルに顔を合わせられる場としてありたい。
その想いから、ゆくゆくは惣菜売り場に併設されたスペースでイートインも始める予定です。
海外でマーケットをつくることは日本文化を守ること。
お店は地元の方々の生活の中にありながらも、松原さんは海外市場にも目を向けています。
台湾の日本レストランでの料理長の経験を通して、松原さんは海外での日本文化の評価の高さを目の当たりにしました。
当時の経験から、日本文化を守るには、海外でマーケットをつくることが欠かせないと感じているといいます。
海外で食を通したマーケットを開拓することで日本の本当にいいものを残していきたいという展望を語ってくださいました。
大きな夢を抱く一方で、身近なお客さん一人一人を大切にしていることはお店を訪れるととてもよく伝わってきます。
オープンから2年、すでに地域に欠かせない存在として、食を通した幸せや喜びを届けているノナカデリカさん。
お店のこれからをつくる一員として、チャレンジしてみませんか?
まずはぜひお惣菜を買いに行ってみてください!
「NONACA DELICA」募集要項
会社概要
設立:2016年
代表者:松原徹二
従業員数:5名(パート含む)
事業内容:惣菜・スイーツ製造および販売
本社所在地 :岐阜県羽島郡岐南町野中3-67
Instagram:NONACA_DELICA
募集職種
店長候補(業務内容:調理、接客、清掃、店舗運営全般)
勤務時間
9:00~21:00の間でシフト制(実働時間8時間、休憩1~2時間)
給与
月給25万円~35万円(一律手当含む)
※経験・スキル・年齢を考慮の上、決定いたします。
初年度年収
300万円~400万円
休日・休暇
休日:週休2日制(日曜日、第2・4月曜日)
休暇:年4回長期休暇あり 各5日~12日間
(正月、ゴールデンウィーク、夏季、シルバーウィーク)
福利厚生
・社会保険完備
・制服貸与
・研修制度
・社宅(応相談)
・社員旅行(実績あり:東京・京都などへの食べ歩きツアー)
応募方法
電話(090-6080-6117)もしくはメール(nonaca.delica@gmail.com)
NONACA DELICA(ノナカデリカ)
住所:岐阜県羽島郡岐南町野中3-67
営業時間:15:00~21:00
定休日:日曜・第2、4月曜
HP:https://nonaka-delica.amebaownd.com/
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