【岐阜】こよみのよぶね2018／当日

毎年「夜が一番長い日」といわれる冬至の日に開催される、こよみのよぶね。

今年も12月22日（土）に長良川にて開催されました。

「こよみのよぶねはいつものように今年も流れると、当たり前のように思っていました」というコピーにもあるように、今年のこよみのよぶねは例年のように長良川を流れることはありませんでした。

7月の豪雨で被災したことによって、長良川で大規模な浚渫工事が行われるためです。

 

そんな今年のテーマは「災害」。

あまり知られていないかもしれませんが、「こよみのよぶね」という行事はもうひとつあります。「とうほくこよみのよぶね」です。

東日本大震災が起きた翌年から毎年、岩手県釜石市の大槌湾に「3」「・」「11」の数字行灯を浮かべています。

とうほくこよみのよぶねで浮かべている「3」の数字を、今年はこよみのよぶねで流すことになりました。

東日本大震災を意味する「3」と「11」に加え、豪雨で被災した月にあたる「7」の数字を、郡上アースシップさんの協力によってカヌーでけん引。

川原に並べられたこよみのよぶねは、動くことこそないものの、その行灯のあかりをゆらゆらと水面にうつし、幻想的な風景を作り出していました。

また、開催日が土曜日だったということもあってか、長良川うかいミュージアムで開催されていた飲食・物販のブースもたくさんの人で溢れ、とても賑やかな様子です。

 

2019年は「平成」の時代が終わり、新しい時代が開かれます。これもひとつの「当たり前ではない」ことですね。

日々の生活の中で、楽しいことも悲しいこともたくさん起こると思いますが、みなさんの過ごす12ヶ月が、充実した豊かなものでありますように。

来年もまたこよみのよぶねでお会いしましょう！

 

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こよみのよぶね2018

開催日：2018年12月22日（土）

時　間：16時〜21時頃（点灯時間は16時〜20時頃）

H　P：http://www.koyominoyobune.org/