【岐阜】こよみのよぶねワークショップ

2017年12月3日に、岐阜市カンダマチノートにて「こよみのよぶね」の行灯をつくるワークショップが開催されました!」

「こよみのよぶね」は毎年冬至の日に開催される岐阜の冬の新風物詩。今年は12月22日(金)が本番です。

1〜12の数字とその年の干支を模った行灯を屋形船に掲げ、長良川に流します。訪れた人々は幻想的な風景を眺めながら、1年に想いを馳せ振り返ります。

行灯は毎年秋から冬にかけてチームごとにひとつの数字を担当しており、さかだちブックスは「やながせ倉庫・カンダマチノート」チームの仲間に入れていただき「12」の行灯を制作中!

 

この日はカンダマチノートの住人やお手伝いの学生さんなど10名ほどがカンダマチノート2階の喫茶星時さんに集まり、やながせ倉庫管理人の上田さんのレクチャーを受けながら行灯の作りました。

 

竹材で骨組みを作り、そこに和紙を貼り付けるという手順です。まずは竹を輪っか状にしならせ、ワイヤーで固定していきます。

こよみのよぶねを作るのはほとんどの人が初体験! みなさん真剣な表情で上田さんの説明を聞きます。

 

「1」を制作するため、輪っか状の竹を縦に並べ軸になる竹材で固定。筒状の骨格を組み立てて行きます。

 

 

みんなで作業をするとあっという間に大きな「1」のかたちが見えてきました。当日は川に流すので外れないよう入念に。

最初は手こずっていた人も徐々に慣れてきて、作業もスピードアップ! カンダマチノートはものづくりをされている方が多いからか、初心者でもみなさんとても手際がよかったです。

 

電球を灯すとこれだけでもすでにとてもきれい! ここに和紙を貼り、さらに幻想的な姿に仕上げて行きます。

 

3色の和紙を隣り合わないよう、格子ごとに糊で貼っていきます。

和紙は霧吹きで湿らせると伸びるので、その特性を活かして伸ばしがらピンと張るようにするときれいに仕上がります。

 

黙々と作業は進み、2時間ほどで半面の和紙を貼るところまで完成しました!

中は空洞なのでそれほど重みはないのですが、こうしてみるとやはり大きい!!

当日は、やながせ倉庫チームを中心に制作中の「2」と合わせて舟に掲げます。

 

残る作業は12月12日に同じくカンダマチノート2階の喫茶星時さんにて19時より制作します!

(Facebookページはこちら

12日はNHKの取材も入るのだとか! カンダマチノートとやながせ倉庫の入居者さん以外もどなたでも気軽にご参加いただけますので、ぜひお手伝いください。


こよみのよぶね2017

冬至の日に、長良川に浮かぶ“月”を表す1〜12までの数字と干支の行灯を見ながら、1年をふりかえるイベント。

当日までの間に、制作ワークショップを開催するチームもあり、どなたでもお気軽にご参加いただけます。

開催日:2017年12月22日(金)

開催場所:長良川鵜飼乗船所から鵜飼ミュージアム辺りの長良川

開催時間:16時〜21時頃(点灯時間は16時〜20時頃)

 

 

 

 

2017年12月06日作成
関連記事