【本巣市】清太麺房(shintaiめんぼー)/岐阜ランチ

本巣市にある中華料理店「清太麺房(shintaiめんぼー)」さんで“最強の味噌ラーメン”が食べられると聞き、ランチに行ってきました!

「モレラ岐阜」から南へ向かってすぐの国道沿いに佇む真っ赤な外観が目印の清太麺房さん。地元の方々はもちろん、県外からも多くのお客さんが集まる人気店です。

店主の鈴木清倉(きよくら)さんは料理学校を卒業し、飲食店での修業を経て、20歳の時に創業。「地元の人に恩返しをしたい」という地域への熱い想いから地元産の食材にこだわった料理を提供し、今年で30周年を迎えました。

店内に入ると、円形のカウンターを挟んで立派な金剛力士像がお出迎え。外観に負けずインパクト抜群の世界観です!

入り口の券売機で注文します。メニューは味噌、しょうゆ、塩、台湾ラーメンなどバリエーション豊かで、そのほか餃子、炒飯、天津飯……と、ラーメン以外のメニューも充実!

豊富なメニューについつい目移りしながらも、お目当ての「最強の味噌ラーメン」を注文しました。

最強の味噌ラーメン 850円(税込)

お客さんの7割が注文する人気No.1の「最強の味噌ラーメン」は、なんと年間3万杯売れるのだとか…!!

味の決め手は、岐阜市にある味噌蔵「芋慶」さんの3種の味噌に、県産の豆味噌を加えた独自ブレンドの味噌ダレ。意外にもあっさりとしてマイルドな味わいのスープは一口、もう一口と止まらなくなる美味しさです!

ツヤツヤと輝くチャーシューは、4時間煮込んだ後に鉄板で二度焼きすることで、箸でほぐれるとろっとろ食感に。キャベツ、白菜、もやし、人参などの野菜は、炒めてから煮込むことでシャキシャキに仕上がっています。

1993年の創業当時、インパクトを重視して強気なネーミングにしたといいますが、その名に相応しい絶品ラーメンでした!

また、ラーメンだけでなく、〝地域を包む〞をテーマにしたご当地餃子も必食!常時8種以上の餃子が提供されており、色も味も個性的でどれを選ぼうか悩んでしまいます…!この日は「飛騨牛肉餃子」、「ぎふ絶品餃子」、「もとす織部餃子」をいただきました。

(左から)飛騨牛肉餃子 450円、ぎふ絶品餃子 350円、もとす織部餃子 400円(すべて税込)

朴葉味噌風に仕上げた「飛騨牛肉餃子」はピリ辛な味付けが癖になります。具も皮もすべて県産食材を使った「ぎふ絶品餃子」は、もっちりと分厚めの皮に、大きめのミンチがたっぷりと詰まって食べ応え抜群。「もとす織部餃子」は、一口食べると皮に練り込んだ揖斐茶とほうれん草の香りがふわりと広がります。

餃子はどれも食べやすい一口サイズなので、複数人で行く時はいろんな種類をシェアして食べるのもおすすめです!

個性的な創作餃子の数々は、なんと鈴木さんが一人で開発。「GYOZAアーティスト」という肩書きで、今まで200種類以上の餃子を作ってきたんだそう!

そんな鈴木さんが現在挑戦しているのが“宇宙食”の餃子です。

コロナで世の中が落ち込む中、「お店に食べに来てもらえなくても、みんなに明るい話題を届けたい」と考えていた鈴木さんは、ふと夜空を見上げた時に煌めく星々を見て「宇宙に餃子を届けよう!」と閃いたのがきっかけで、宇宙食として食べられるフリーズドライの餃子の開発をスタートしました。

常温で1年半以上保存が可能であることや、匂いが強く出ないことなど、宇宙食として認められるための基準を満たすために試行錯誤を続けているそうですが、現段階のものは「GYOLAXY(ギョラクシー)」として商品化され、店舗併設の自動販売機で購入することができます。

…ということで、実際に購入して食べてみました!

外の皮はカリッと、中の具材はザクザクとした食感で、スナック菓子のような感覚で食べることができます。仕事の合間につまんだり、普通の餃子のようにビールのお供にするのも良さそうです!カップラーメンやスープに入れれば水餃子風になり、楽しみ方もさまざま。餃子の可能性の広さを感じました!

店舗横には冷凍餃子のセルフ販売所も併設。オリジナルの創作餃子や清太麺房自家製チャーシュー、餃子丼の具材などが販売されており、清太麺房さんの味が自宅でも気軽に楽しめます!オンラインでも販売していますで、遠方の方はそちらもご利用くださいね。

店主の鈴木さんの想いが詰まったラーメンや餃子を味わいに、ぜひ、お店に出かけてみてください!


清太麺房(shintaiめんぼー)

住所:本巣市三橋2-29

営業時間:11:30〜14:30、17:30〜22:00

定休日:水曜、木曜

TEL:058-323-1050

Instagram:@menbo_30th

2023年12月01日作成
関連記事