【関市】「無印良品 関」がグランドオープン!
2025年5月9日(金)、関市の新たな商業施設「アクロスプラザ関」内に「無印良品 関」さんがグランドオープンしました!
岐阜県内では12店舗目となる無印良品さんの店舗。オープン初日には、この日を楽しみにしていたお客さんたちが開店前からたくさん並んでいました!







広々とした店内には、無印良品のおなじみの衣料品や化粧品、食品、インテリア用品、生活雑貨、文房具などがたくさん並んでいて、ぐるりと一周するとほぼすべての商品が見られるつくりになっています。


オープン記念ということで、残反ミニハンドタオルセットなどの限定商品の販売や、定番品の限定価格での販売も!さらに、一部店舗だけに導入されている1杯100円のセルフ式コーヒーサービスもありました!サーバーの前はテーブルが置かれたコミュニティスペースになっているので、お買い物の合間にほっと一息つくことができますね。
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そんな「無印良品 関」さんの特徴の一つが、“ものづくりのまち・関”をテーマにした展示。関市のオープンファクトリーイベント「関の工場参観日」が制作に協力しています。

「関の工場参観日」は、関市のさまざまなものづくりを工場見学やワークショップを通じて体感できるイベントで、近年は毎年11月に開催されています。
※「関の工場参観日2024」の開催レポート記事はこちら
コミュニティスペースの壁面には、鉄製の大きな「ものづくり工場MAP」が掲げられていました!
MAPには「関の工場参観日」参加企業を中心に、50社以上の工場の場所が示されています。全国的に知名度がある刃物会社から、地元ではおなじみの製造業の企業、ものづくりを下支えする町工場まで、そのジャンルや規模はさまざま。気になる工場がある人は、ぜひ調べてみましょう!
そして、店内奥のレジスペースにあるのが、迫力あるメインの展示!



トタンの壁に、「プレス」「溶接」「成型・成形」「研磨・切削」「組立」「印刷」という6つのテーマのプレートが吊り下げられていて、まるで工場のような雰囲気です!

“関の刃物”で知られる関市は、実はさまざまな分野のものづくりが盛んなまち。ここでは、そんなものづくりの工場で実際に使われている道具や、製造段階の部品、廃材などが展示されています。
例えば「プレス」を見ると、サンクラフトさんは包丁の形にプレスされた後の金属板の抜き型、中央工機さんはプレス加工で製造される給湯器部品の一部、岩田製作所さんは機械の組み立てで生じる隙間を調整するラミネートシムを紹介しています。大きなプレス工場の写真もインパクト抜群ですね!



そのほかにも、タイメックさんの職人さんが使う溶接加工に欠かせない「溶接面」、丸三さんのハサミのプラスチックパッケージを成型する際に使う金型、義春刃物さんの職人さんが彫刻刀のバリ(加工する際に発生する出っ張り)取りに使う道具「やっとこ」などが展示されています。ふだんは見ることができない道具や機械を通じて、ものづくりの奥深さ、面白さが伝わってきますね!

さらに、入り口近くのスペースでは、「関の工場参観日」参加企業のワークショップや展示も行われていました!



オープン初日に行われていたのは、三誠紙工さんの紙箱づくりのワークショップや、グラベル・クリーンさんの廃材を使ったロボット犬のマスコットを作るワークショップ。そして、メニコンさんの商品や企業紹介の展示。こちらのスペースでは今後も不定期でワークショップなどが企画されるそうなので、訪れる方はチェックしてみてくださいね!
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シンプルで機能的な衣料品や日用品などが幅広く揃う「無印良品 関」さん。お買い物を楽しみながら、ぜひ、“関のものづくりの展示”にも注目してみてくださいね!
(「無印良品 関」さんの“ものづくりのまち・関”をテーマにした展示のデザイン・編集は、さかだちブックスを運営する株式会社リトルクリエイティブセンターが担当させていただきました。)
無印良品 関
住所:岐阜県関市平賀434‐1
営業時間:10:00〜20:00
定休日: なし
TEL: 0575-29-6160
WEBサイト:https://www.muji.com/jp/ja/store
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