【関市】無料でここまで楽しめる! 刃物総合博物館「フェザーミュージアム」

とある仕事で関市を訪れたさかだちメンバー、今回は気になっていた「フェザーミュージアム」に行ってきました。

フェザーミュージアムとは

フェザーミュージアムは、岐阜県関市にある世界初の刃物総合博物館です。「刃物のまち」と言われる岐阜県関市にぴったりな施設ですよね。

「切る」の仕組みや「切り方」のいろいろ、これからの「切る」についてなど、あらゆる角度で「切る」について遊んで学ぶことができる施設です。入館料無料なのに、1階と2階が展示スペースになっており見応えたっぷりです! お子様はもちろん、「切る」「刃物」と聞いて家庭包丁ぐらいしか思いつかない大人の方にもおすすめです。きっと見終わった後には、「切る」の捉え方が変わっていますよ!

 

フェザーミュージアムにようこそ。
「切る」ってなんだろう。
押して切る、はさんで切る、けずり切る。
「切る」とひと言でいっても、
実は、いろいろな切るがあるのです。
ネ、ちょっとオモシロイでしょ。
ここは、石器時代から未来まで、たくさんの「切る」の物語を
楽しみながら学べる体験型ミュージアムです。

(リーフレットより引用)

 

カミソリといえばフェザー。1階はカミソリの歴史がずらり

設立当初から現在に到るまでの、商品パッケージやCM広告、ポスターなどが時系列に沿って展示されています。

こちらは設立当時の替刃ケースです。よくよく見るとおしゃれなパッケージですよね。カミソリの替刃1つ1つがこのパッケージに包まれていたと考えるとなんだか贅沢です。ヒゲを剃ることは、当時の男性にとって特別なことだったのかもしれません。

実はこの形のカミソリに馴染みがないさかだちメンバー。そもそもどこが切れる部分なのか、なぜこんな複雑な形をしているのか、替刃をどうやって本体に取り付けるのかすら分からず、興味深々です。笑

 

また、過去のCMで使われていた道具やポスターなども展示されていました。

カミソリロボットとご対面。結構迫力がありますね。

一階だけでも十分楽しめたのに、まだ二階があるとは……。
期待を胸に階段を上がると……

インパクト大!カミソリウォール

目の前に現れたのは、フェザーの安全カミソリ替刃をなんと17000枚も使ったカミソリアートです!

近づいてみると1つ1つが替刃でできているのがわかりますね……!
カミソリロボットもそうですが、このミュージアムには子供でも楽しめるような面白い仕掛けがたくさんあり、飽きません。

2階は、あらゆる角度で「切る」について遊んで学べる


2階は、カミソリメインではなく「切る」ことを様々な視点で理解できるスペースとなっています。


まずは基本、ものが切れる原理。こうやってみるとわかりやすいですね。

 

「切」を使った語録集も! 「切り替わる」「大切」など、意外にポジティブな言葉にもたくさん使われるんですね。新しい発見でした!

 

この他にも世界の剣や日本の刀、「切る」を使ったお仕事、「切る」の未来などをテーマにした展示物がありました。一階の入り口付近にはミュージアムショップもあり、今ではドラックストアで買うことが難しい両刃カミソリも購入できますよ!

 

近くに「岐阜県刃物会館」や「関鍛冶伝承館」など、他の観光スポットもありますので、岐阜県関市に訪れた際は、ぜひ行ってみてください。


フェザーミュージアム
入館料: 無料
営業時間: 9:30~16:00(最終入館時刻)※団体の方はあらかじめお問い合わせください。
休館日: 毎週火曜日 ※夏期休暇・年末年始の社休日その他、臨時休館する場合があります。
所在地: 〒501-3873 岐阜県関市日ノ出町1丁目17番地
WEB: https://www.feather-museum.com

2019年06月02日作成
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