【各務原】11/2・3「マーケット日和2021」が開催されました!

2021年11月2日の夜と、11月3日に各務原市の公園「学びの森」で「マーケット日和2021」が開催されました!秋らしい清々しい天気に恵まれ、たくさんのお客さんで賑わった2日間。さかだちブックス編集部も仕事の合間を縫って「マーケット日和2021」に参加してイベントを満喫してきましたので、その様子をレポートします!

《11月2日》
前夜祭 〜森のアウトドア・シネマ〜

11月2日は“前夜祭”と称して学びの森にあかりが灯され、夜の公園が幻想的な雰囲気に!

公園内にあるカフェ「KAKAMIGAHARA STAND」には、大垣のレストラン「トリコローレ」さんと、学びの森に隣接する「らくだのパスタ」さんが出張出店。

イベントに訪れた人たちで、限定のパスタやスープなどはあっという間に完売していました!

この日行われたのは「森のアウトドア・シネマ」。公園に突如としてスクリーンが出現し、全国各地で映画を上映している移動映画館 キノ・イグルーさんによる映画上映会が開かれたんです。

キノ・イグルーさんがこの日のために合わせてセレクトした作品は、その名も「Kino」。数々のヒットCMの製作などを手掛ける佐藤雅彦さんが、ルーマニアで撮影した短編映画集です。ちなみにKinoとは、ドイツ語やポーランド語で「映画」という意味なんだそう!

事前予約制で、定員の80席は満席に。映画の映像も音楽も夜の公園にぴったりで、芝生の上にシートを敷いて座り、みんなで星空の下で映画を眺めるひとときは、なんとも不思議な特別感がありました。

普段、あまり夜の公園に訪れることはありませんが、こうして明かりが灯り、人が集まると素敵な雰囲気。夜の公園の可能性が広がった1日目でした。

《11月3日》
〜公園をリビングに〜

2日目は朝から爽やかな秋晴れが広がり、まさに、絶好の”マーケット日和”!編集部メンバーもランチに出かけがてら、各務原本社から歩いて「学びの森」へ!

今回のイベントのテーマは「公園をリビングに、街をダイニングに。」ということで、まずはみんなの“リビング”となった公園を散策します。

公園にはアンティークショップやアパレル、雑貨店など、およそ20店舗の出店者が集まり、「古道具mokkumokku」さんや「湯癒草々(めぐみの湯)」さん、「徒然舎」さんなど、おなじみのお店にご挨拶。

例年は公園に200店舗近くの出店テントが所狭しと並びますが、今回は、「公園をリビングに」というコンセプトのもと、広々とした空間にそれぞれの出店者がゆったりと工夫してレイアウトされ、心なしか時間もゆっくり流れているような気がします。

そのほかにも、園内にウッドデッキやレジャーシートが設置されていたほか、テントエリアはみなさんが持参した色とりどりのテントでまるで小さな村ができたみたいでした…!訪れた人たちはお弁当を食べたり、本を読んだり、思い思いの時間を過ごしていて、テーマの通り、まるで公園全体が一つの大きなリビングになったようでした。

撮影/ 林 謙助(月乃写真室)

音楽ステージでは、シンガーソングライターの「岡林風穂」さんと、アイリッシュミュージックを中心とするバンド「tricolor」さんが演奏を披露。岡林さんの伸びやかな歌声も、tricolorさんの軽快な音楽も、学びの森にぴったりででした!

《11月3日》
〜街をダイニングに〜

また、今年は「街をダイニングに。」というテーマのもと、公園内に飲食店の出店がありませんでしたが、たくさんの街のお店が「協力店」としてマーケット日和に参加!当日限りの特別メニューや、公園で食べられるテイクアウトメニューを提供していました。

編集部がよく利用している「ギフ屋」さんや「ぱんごころ」さん、「アジャーラー」さん、「Monkey SPICE」さんなど、17ものお店が掲載されたリーフレットはイベントの後も活躍しそう!このMAPを片手に、編集部もますます各務原ランチの開拓が進みそうです!(笑)

そして、編集部は迷った末、大好きな「孔明飯店」さんへ。

この日限定の「麻婆あんかけ焼きそば」や、ラーメンとご飯がセットで550円のゴーゴーランチをいただき、お腹いっぱい。大満足のランチでした!

今回のイベントの協力店さんは、マーケット日和2021のWEBサイトで「まちのお店」として取材記事が紹介されていますので、ぜひチェックして、気になるお店を訪れてみてくださいね!

《11月3日》
OUR FAVORITE CAPITALによるトークイベント

11月3日には気持ちの良い公園で、各務原発のまちづくり会社「株式会社OUR FAVORITE CAPITAL」によるトークイベント「LOCAL ECONOMY SCHOOL vol.3」も開催されました!

マーケットでまちを変える~人が集まる公共空間のつくり方』の著者であり、自ら埼玉県志木市でマーケットを運営する鈴木美央さんをゲストに迎え、マーケット日和実行委員会のメンバーがマーケットを企画運営するうえでの悩みをゲストに相談したり、これからのマーケットに対する考え方をシェアしたりと、リアルなトークが繰り広げられました。

訪れた人がそれぞれの楽しみ方を見つけた、新しいかたちの「マーケット日和」。

コロナ禍でマーケットやイベントのあり方が見直されるなか、「マーケット日和2021」の新たな試みは大盛況のうちに幕を閉じました。来年はどんな状況になっているのか予想がつきませんが、きっとまた学びの森に楽しい時間が訪れることでしょう。すでに来年のマーケット日和が待ち遠しいですね…!

(マーケット日和のロゴ、リーフレットはさかだちブックスを運営する株式会社リトルクリエイティブセンターがデザインさせていただきました。)

2021年11月12日作成
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