【岐阜】個性的な行灯が続々完成。クラウドファンディングも実施中!/第2回こよみ会
一年で最も夜が長い冬至の日、2017年12月22日に開催される「こよみのよぶね」に向けての会議「こよみ会」の第2回目が12月6日に開催されました。
この日、岐阜市中央青少年会館に集まったのは実行委員会と、行灯制作チームの代表を中心に20名以上!
こよみのよぶねは、みんなでつくる行事。それぞれお仕事が終わった後や、本業の合間を縫って参加されています。12年目ということもあり、ベテランのメンバーがつくる和気藹々とした雰囲気に、今年初めて参加するチームが混じりほどよい緊張感。
本番を2週間後に控え、今年のチラシが完成しました!
(チラシとロゴのデザインはさかだちブックスを運営するリトルクリエイティブセンターが担当させていただきました。)
当日は16時ごろから鵜飼観覧船のりばにて行灯の点灯がはじまり、今年は12年目の節目の年ということで、記念企画も催されます!
12周年企画の説明を…と実行委員の吉川さんがおもむろに取り出したのは……
光る帽子のようなもの…!
これは一体何かというと、その名も「こよみのえぼし」。
訪れた方に明かりの灯るえぼし被って(手に持って)いただき、こよみのよぶねに訪れた方も一体となってこよみのよぶねの風景をつくりあげたい、そんな想いから誕生した企画です。
小さな灯りが長良川沿いをそぞろ歩く風景、幻想的で美しいに間違いありません。
実は現在、こよみのえぼしの運営費をクラウドファンディングで資金調達中。
FAAVOのサイトに、吉川さんの想いや企画の詳細が綴られていますので、まずはこちらから記事をご覧いただき、応援をどうぞよろしくお願いいたします!
さて、後半は気になる各チームの行灯制作の進捗状況の発表会。
さかだちブックスは「やながせ倉庫×カンダマチノート」チームの一員として12月舟の制作に参加させていただいています。(制作の様子はこちら)
12月舟はあともう半分! というところですが、他のチームの進捗はどうなのでしょうか……?
15チームの行灯の中から少しだけご紹介!
5月舟 関まちなか寄席落語倶楽部
初参加のチームも力を合わせて試行錯誤。若手の鵜匠さんがメンバーがいたため、竹で骨組みを組むのはお手の物だったそう!
リーダーの「そばきり 助六」さんのご自宅を開放して製作中です。
落語の定式幕をイメージしたデザインの行灯、完成が楽しみです!
10月舟 岐阜本巣特別支援学校
開校10周年を記念して、小学生が協力して制作された10月舟。こどもたちの絵や言葉が書かれた和紙を貼った「1」と学校の周りに生息するモリアオガエルがモチーフの「0」を組み合わせた行灯。きょろっとした目が愛嬌あります!
一時は体育館から出せないのでは?! ということが危ぶまれましたが、大丈夫そうで一安心。当日巨大モリアオガエルに会えるのを楽しみにしていてください!
11月舟 アクア・トトチーム
世界淡水魚水族館アクア・トトチームはもちろん魚がモチーフ。メコンオオナマズとピラルクの舟が完成し、館内に展示中とのこと!
そして、こちらの行灯はなんと原寸大!! 世の中にはこんなに大きな魚がいるんですね…びっくりです。
なるべく本物に近づけるよう細部にまでこだわったハイクオリティな行灯です。
普段は水中を泳ぐ魚がこよみのよぶね当日は水上を流れる様子が見られるのが楽しみ!
450舟 team450
今年は信長入城450周年ということで、特別に「450舟」そしてそれに続く「500舟」も登場します。
イラストレーターさんや作家さんが参加しているチームのため、そのセンスが光ります!
全体の色合いも和紙に透ける柄もとても美しくて見とれてしまうほど。
ここではご紹介しきれませんが、どのチームもクオリティが高く、デザインまででは本当に実現するのか怪しかったチームもどうにか実現できそうです。当日だけでなく、こうして行灯をつくったり、段取りをするところからこよみのよぶねは始まっています。
今月岐阜市で全戸配布されているフリーペーパー「咲楽」ではこよみのよぶねが特集されていますので、イベントの背景にあるストーリーや運営に携わる方々の想いをぜひご覧ください!
こよみのよぶね2017
冬至の日に、長良川に浮かぶ“月”を表す1〜12までの数字と干支の行灯を見ながら、1年をふりかえるイベント。
当日までの間に、制作ワークショップを開催するチームもあり、どなたでもお気軽にご参加いただけます。
開催日:2017年12月22日(金)
場 所:長良川鵜飼乗船所から鵜飼ミュージアム辺りの長良川
時 間:16時〜21時頃(点灯時間は16時〜20時頃)
H P:http://www.koyominoyobune.org/
さかだちブックスをフォローする