【大垣市】金蝶園総本家 大垣駅前本店「水まんじゅう」

大垣銘菓の”水まんじゅう”を求めて、大垣市にある「金蝶園総本家 大垣駅前本店」さんに行ってきました!

金蝶園総本家さんは、江戸時代から続く老舗の御菓子屋さん。大垣の中心地「舟町」で創業し、明治時代に鉄道が開通したことを受けて大垣駅前に移転。1951年に建てられた大垣駅前本店の建物は、宮大工が手がけたという趣のある立派な店構えが目を引きます!

広々とした店内には、長年地元客や観光客に愛されている多種多様な和洋菓子がずらり!

160年以上変わらない味を守り続けている看板商品「金蝶園饅頭」や、大粒のいちごを白あん、ふわふわのお餅で包んだ「いちご餅」(11月~5月中旬販売)、小豆と栗、ラムレーズンの3種のどらやき「三輌軕(さんりょうやま)」、濃厚なバターの風味が味わえる「水都みるく」、もちもちの焼き皮に生クリームや果物などをはさんだ和スイーツ「ふわふわ」…いつものおやつにも、手土産にもぴったりな幅広いラインナップです!

そして、ちょうど大垣の桜まつりの時期だったので、花見用の団子や、桜にちなんだお菓子もたくさん並んでいました!ここで団子やお菓子を買って、水門川沿いや大垣公園でお花見するのも風流ですね。

さて、いろんなお菓子に目移りしてしまいますが、今回のお目当ては4月から9月にかけて販売されている「水まんじゅう」!

葛粉とわらび粉でできた生地で餡を包んだ涼やかな水まんじゅうは、冷蔵庫がない明治時代に水で冷やせる和菓子として生まれました。暑い夏をしのぐには最高のおやつとして地元の方々に愛され、店の軒先で大垣の湧き水で冷やされる様子は、夏の風物詩になっています。

定番のこし餡、抹茶餡のほかに、月替わりでフルーツなどの季節の餡が揃い、4月は「桜餡」が登場。

持ち帰り用はこし餡のみの1種と、こし餡・抹茶餡の2種ミックス、こし餡・抹茶餡・季節の餡の3種ミックスがあります。常温で保存でき、2日間日持ちするので、観光のおみやげにもぴったりです!

そして、水まんじゅうは店内のイートインスペースでもいただけます!こし餡・抹茶餡の2ケ入りと、こし餡・抹茶餡・季節の餡の3ケ入りから選べ、緑茶などの飲み物がつきます。ちなみに店内では、金蝶園饅頭をトーストした「焼き金蝶園饅頭」もいただけますよ。

今回は、せっかくなので水まんじゅうを店内でいただくことに!

緑茶付水まんじゅう 2ケ入り(こし餡・抹茶餡) 460円

少しだけ待つと、氷で冷やされて見た目からとっても涼やかな水まんじゅうが運ばれてきました!

ひんやりとした水まんじゅうは、ぷるぷる、つるんと喉越しのよい食感がたまりません…!あっさりと上品な甘さの餡のバランスも絶妙で、緑茶とも良く合います。のんびり味わいながら、ほっとくつろぐ時間が過ごせました。

“水の都・大垣”を体感できる水まんじゅうをはじめ、伝統とこだわりのある和洋菓子がいただける「金蝶園総本家」さん。季節ごとに変わるお菓子も豊富なので、シーズンごとに立ち寄りたくなります!みなさんもぜひ、大垣市へ行く際はお店に立ち寄ってみてくださいね!


金蝶園総本家 大垣駅前本店

住所:岐阜県大垣市高屋町1-17

営業時間:8:00〜18:00

HP:http://www.kinchouen.co.jp/

2025年04月21日作成
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