【東京】フルーツパーラーゴトー
2025年6月に発行したTOFU magazine38号の《TOKYO-GIFU》のテーマは“ご褒美パフェ”!自分へのご褒美に食べたくなる、とっておきのフルーツパフェを求めて、東京・浅草にある「フルーツパーラーゴトー」さんを訪れました。

東京メトロの浅草駅から15分ほど歩いた「ひさご通り商店街」。このアーケード商店街の中にあるフルーツパーラーゴトーさんは、戦後間もない1946年に青果店として創業し、1965年にはフルーツパーラーを開業しました。
現在は、3代目の後藤浩一さんが、母の節子さん、息子の祥平さんとともに親子三世代で店を切り盛りしています。


コンクリート打ちっぱなしのモダンでおしゃれな店内は、2005年にリニューアルオープンした際に、浩一さんが監修して改装したもの。壁にはイラストレーターの樋上公実子さんが描き下ろしたという、色とりどりの美しいパフェの絵が飾られています!

季節の果物が7種類ほど乗った「本日のフルーツパフェ」をはじめ、「宮崎産の完熟マンゴーのパフェ」、「静岡産マスクメロンのパフェ」…など、毎日更新されるメニュー表にはさまざまな旬の食材を使ったパフェが並び、見ているだけでテンションが上がります!

まずは、一番人気の「本日のフルーツパフェ」を注文。この日はバナナ、パイン、キウイ、グレープフルーツ、りんご、オレンジ、すいかが乗っていました。美しくカットされた果物が、まるで満開の花のように並べられたその可憐なビジュアルにグッと心を掴まれます。

果物の”旬の美味しさ”を一番大事にしているという浩一さん。
「すいかは夏のフルーツというイメージを持たれがちですが、名産地・熊本では6月が旬なんですよ。仕入れは豊洲市場や大田市場を中心に行っていますが、農家さんからの直送品もあります。珍しい国産グレープフルーツは、静岡の農家さんのものです」など、一つ一つのフルーツを説明してくれる浩一さんの果物への愛情が伝わってきます。

本日のパフェ 1,200円(税込)
パフェの頂上に乗った生クリームにも秘密が。脂肪分の異なる2種類の生クリームを独自のバランスでブレンドしていて、甘すぎず、果物の美味しさを引き立てる絶妙な仕上がりなんです!
そして果物の下には、パイン、バナナ、オレンジ、りんごを使った自家製アイスも。濃厚なミックスジュースのような味わいで、一口食べれば虜になる美味しさ!さらにその下に現れる、とろとろになるまで熟した甲州百目柿を冷凍したシャーベットの「凍らせ氷」も絶品です…!

山形加藤さんのさくらんぼ(佐藤錦)のパフェ 2000円
こちらは後日訪れた際にいただいた「山形加藤さんのさくらんぼ(佐藤錦)のパフェ」。山形のさくらんぼ農家・加藤さんから直送された佐藤錦が敷き詰められたその下には、日本最古といわれる品種のさくらんぼ「高砂」の自家製アイスと、さくらんぼのシュガーマリネが…!
最後の一口まで楽しめるよう、丁寧につくられたフルーツパーラーゴトーさんのパフェ。果物ひとつひとつの魅力が最大限に発揮された、宝石箱のような逸品でした!

フルーツパーラーゴトーさんでは、TOFU magazine38号を配布していただいています!ぜひ、東京を訪れる際は立ち寄ってみてくださいね!
フルーツパーラーゴトー
住所:東京都台東区浅草2-15-4
営業時間:11:00〜LO18:30
定休日:水・木曜
TEL:03-3844-6988
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