d47落語会・愛知号/d design travel
2016年9月9日、この日は岐阜のお隣・愛知県を訪れました。
JRと地下鉄を乗り継ぎ、むかった先は東別院。
この日、d design travel 愛知号出版記念で開催される「d47落語」が東別院会館で開催される!ということで行ってきました!
東別院は、以前毎月28日に開催される朝市に訪れた以来です!
東別院の地下鉄出口から地上に出ると、メ〜テレ!
中京広域圏で放送事業をされていて、羊の着ぐるみを被った狼、「ウルフィ」がマスコットキャラクターとして愛されています。
目の前で帽子を被っているのは、まちでつくるビルの渡辺さんです。
ちょっと早めに着き、せっかく東別院に来たんだからと寺院に参拝。
それにしても大きな門です!
どちらに行こうかとうろうろしていたら、こんな地図を地面に発見。
わかりづらいけど、レトロ可愛いからいっか!
ちょっと辺りを見回すと、さっきのレトロ可愛い地図にも表記があった「下茶屋公園」の看板を発見。
とっても素敵な日本庭園でした。
さてさて、渡辺さんとの散歩はこのくらいにして、目的地「東別院会館」へ到着!
d47落語の開場前、沢山の方が列を作って並んでいました。
あっ!d design travel の編集部の佐々木さーん!
そしてこちらが、d design travelの初代編集長で、デザイナーのナガオカケンメイさん。
ご紹介しなくても、ご存知の方も多いと思いますが、
世の中にあるロングライフデザインに注目して、いろいろと仕掛けられているのは、この方です。
d47落語とは、d design travelを出版する際に「新しい落語をその土地につくる」ことを目的に行っているプロジェクト。
噺家・柳家花緑さんと脚本・藤井青銅さんがタッグを組んで、今回で14回目となります。
毎回、古典落語と新しい落語を1つずつ演じられます。
今回は古典落語が「天狗裁き」、そして新しい落語が「なごやか爺さん」。
なんだか花咲爺さんみたい!どんな噺なんだろう…。
会場はこちら。
前回の岐阜が3月11日に311席満席だったのですが、今回さらに多い450席も満員御礼!
この日ご一緒させていただいたのは、
先ほどご紹介したまちでつくるビルの渡辺さんと、ランチをよくご一緒させていただく山吉さん。
お二人とも岐阜号ももちろん聴いていて、今回はどんな噺か、とても楽しみにしていました。
いよいよ始まりました!
d design travel の相馬さんのご挨拶からスタートです。
まずは古典落語「天狗裁き」。
古典的な座布団スタイルです。
仲入りに入り、用意されたのがイス。
そうなんです。なんと新作落語は、“洋服”で“椅子”に座っての高座なんです。
岐阜の時は違和感があったのですが、
「昔の人は、お客さんも普通に着物を来て座布団に座って落語を楽しんでいた。今、現代の落語をやるんだったら、お客さんに合わせて洋服を着てイスに座っての高座が、実は合ってるんです。」
と聞いて、納得。
そして第3部では、柳屋花禄さん、藤井青銅さん、ナガオカケンメイさんの3人のトークショー。
「落語のあとに裏話がきけるなんてなかなか無いよね。」と話されていたように、どういう思いで演じていたのかや、どこでウケたから嬉しかった!ということが聞けて面白かったです!
新作落語の随所にちりばめられた「ご当地ネタ」は、お隣の愛知県のことなので、岐阜県民でも楽しめました!
落語の内容は、もしかしたら今後聴くことがあるかもしれないので、内緒にしておきます。
脚本の藤井さん曰く、前回岐阜の新作落語として生まれた『千両和紙』がとっても真面目な良い噺だったので、今回の愛知の新作落語『なごやか爺さん』は、とにかく仕方ない噺にしたかった!と言ってみえました。(笑)
そうして楽しい時間はあっと言う間に過ぎ…。
最後はd47落語のスタンプカードに花禄さんご本人からスタンプをいただき記念撮影!
ありがとうございました!
このスタンプラリー、全県集まるとどうなるかはまだ全くの未定なんだそう。(笑)
でも、他の県も聞きたくなるこの落語の記念として、ぜひ集めてみてください。
d design travel 愛知号、それから岐阜号も、アラスカ文具店内に新しくできた、さかだちブックスでもお取り扱いしております。
まだ読んでいない方は、ぜひ一度お手に取ってみてください!
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