【本巣市】CAFÉ NOIR/岐阜モーニング

本巣市の県道156号線沿い、田畑や住宅街が広がるのどかな場所にある「CAFÉ NOIR(カフェノアール)」さんに伺いました!

外観はちょっと渋めの和風建築のような佇まいですが、店内に入ると木の温もりたっぷりの、あたたかな空間が広がります。この日は夕方に訪れたので少しムーディーな雰囲気でしたが、陽の光が入る時間もとても気持ちが良さそうです!

にっこりと笑顔で出迎えてくれたのは、マスターの清水庄吾さん。

大学時代から“いつか自分で喫茶店を持ちたい”という想いを抱き、独学でコーヒーを学んで、40年ほど前に大垣市に喫茶店を開業。その後、縁あって18年前に本巣市に移転されました。

銀座や神戸など日本各地にある名店を巡ってコーヒーを研究したという清水さん。入り口のすぐ脇には世界各国のコーヒー豆が入ったガラス容器が並びます。

さらに、キッチンの奥には2台の大きな焙煎機が置かれ、カウンターキッチンの棚にはさまざまな有名ブランドのコーヒーカップもディスプレイされているなど、随所にコーヒーへのこだわりがひしひしと感じられます…!

さて、おいしいコーヒーがいただける予感に心を躍らせながら、メニューを見せていただくと…。

コーヒーのメニューが一面にずらり!ジャーマンブレンド、モカブレンドなどのブレンドコーヒーが4種類に、エチオピア、グアテマラ、キリマンジャロなどの産地別コーヒーが9種類以上も揃います。

多種多様なコーヒーにどれをいただこうか迷ってしまいますが、今回はせっかくなので、マスターがその時の気分で選んでくれる「お任せ珈琲」をオーダー。

注文が入ると、早速、清水さんがコーヒーを淹れてくれます。

グラインダーで豆を挽き、ネルフィルターに入れたコーヒーにポットから少しずつ、弧を描くように丁寧にお湯を注いでいきます。

最後に、あらかじめ温めておいたカップにコーヒーを入れて、完成です!

お任せ珈琲 時価(ブラジル・サントス 550円)

この日いただいたのは、「ブラジル・サントス」。

まずは一口いただくと…なんと口当たりのまろやかなこと!渋みがなくスッと喉を通っていき、心を解きほぐしてくれるような飲み心地です。

まろやかさの秘密は、布のフィルターを使う「ネルドリップ」。

「紙よりも布のフィルターの方がたくさんコーヒーオイルが抽出されるので、とろみがある、やさしい味わいになるんですよ」と清水さん。冷めても渋みが出ず、最後の一滴までおいしくいただけました。

ドリンクに+100円でいただけるモーニングも好評ということで、特別に用意していただきました!

モーニングセット ドリンク代+100円

バターがよく染み込んだサクサクふわふわのトーストに、シャキシャキのサラダとポテトサラダ、さらに日替わりの自家製デザートのブラマンジュのモーニングは、シンプルですがひとつひとつのクオリティが高く、ボリュームもしっかりで大満足です!

そして「少し珍しいコーヒーはどうですか?」という清水さんのお誘いで、「カフェブラン・エ・ノワール」もいただきました。

先ほどと同じくネルドリップで淹れたコーヒーをシェーカーで冷やしてグラスに入れ、最後はそーっと生クリームを注ぐと…。

カフェブラン・エ・ノワール 600円

アイスコーヒーと生クリームの二層がなんとも美しい「カフェブラン・エ・ノワール」が完成です!“琥珀の女王”とも呼ばれる華やかなビジュアルと、まるでデザートのような飲み心地にうっとりしてしまいました!

「豆のちょっとした違いや焙煎の仕方で、コーヒーの味は大きく変わります。これでいい、ということはなく、毎日追求するのが大変ですが、楽しいですね」と清水さん。

コーヒー好きな方はもちろん、そうでない方でも、きっと種類豊富なこだわりのコーヒーの虜になってしまう「CAFÉ NOIR」さん。ぜひ足を運んでみてくださいね!

※「CAFÉ NOIR」さんは、本巣市の「広報もとす」2022年12月号のさかだちブックスの連載コラムでもご紹介しています。


CAFÉ NOIR(カフェノアール

住所:本巣市下真桑59

営業時間:8:30〜18:30(モーニング 8:30〜11:00)

定休日:日曜

TEL:058-323-2273

2022年12月25日作成
関連記事