【東京】浅草花やしき

東京台東区浅草にある日本最古の遊園地「浅草花やしき」。今回、TOFU magazine32号の取材で、東京さかだち編集部でお話を伺いに行ってきたので紹介します。

瓦屋根の入園口を抜けると園内全体がレトロな佇まいでどこか懐かしく、ワクワクとした気持ちが高まります…!園内建物の屋上に登ると見晴らしがよく、花やしき全体と一緒に五重塔やスカイツリーも楽しむことができるのが特徴です。

浅草花やしきが開園したのは江戸後期の嘉永6年(1853年)、当初は花園「花屋敷」だったそうです。昭和初期には遊具が設置され、全国でも有数の動物園として親しまれた後、戦禍による閉園を経て、昭和24年(1949年)に遊園地として再建されたとのことです。

園内には50年以上前からずっとあるアトラクションも多く、どれも浅草花やしきならではの乗り物になっています。こちらはライドタイプの西洋風お化け屋敷「スリラーカー」。お化け屋敷なのに面白い要素が盛り込まれているのが花やしき流だそうです。

お茶目な見た目の「ビックリハウス」は、なんと70年以上前からの現役選手…!部屋の中の椅子に座ると壁が回転し、まるで自分自身が回転しているような錯覚に陥ります。子どもはもちろん、大人も存分に楽しめるアトラクションです。

園内の中で一番人気なのは、今年で70歳を迎える日本現存最古の「ローラーコースター」だそうです。最高時速42km ながら、他では味わえない独創的なスリルに思わず歓声が上がります。

他にも、なごみ系のアトラクション「スワン」や子どもに大人気の「ちびっ子タクシー」、迫力ある大回転が特徴的な「ディスク・オー」など園内にぎゅっと魅力的なアトラクションが集まっています。

園内を歩いていると、レトロで可愛らしい「パンダカー®」にばったり会いました!お馴染みの方も多いかもしれませんが、なんとこちらの「パンダカー」は、浅草花やしきが発祥の地だそうです。約40年前に登場した試作機の第一号はもちろん、現役で動いています。

場所が浅草ということもあり、家族連れやカップルはもちろん、浴衣を着た観光客の方が訪れることも多いそうです。

浅草花やしきは今年で開園170周年を迎え、7月20日に新しいアトラクションが楽しめる新エリアをオープンしました。江戸四大怪談をモチーフにしたお化け屋敷や映像型のアトラクション、8年ぶりに復活する名物「パンダカー焼き」などが楽しめる「お花見茶屋」など、さらに魅力的なコンテンツが増えています。

お近くにお越しの際には、ぜひ浅草花やしきに遊びに行ってみてくださいね!ここでしか味わえない、ワクワク感やスリルを存分に味わうことができますよ。


浅草花やしき

住所:東京都台東区浅草2丁目28−1

営業時間:10:00〜18:00

定休日:公式HPをご確認ください

TEL:03-3842-8780

WEBサイト:https://www.hanayashiki.net/

2023年08月13日作成
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