【岐阜】岐阜まつり宵宮
岐阜では毎年4月の第1土曜・日曜に『道三まつり』というお祭りが開催され、
それに合わせ様々な場所でイベントが行われています。
・伊奈波神社/岐阜まつり宵宮
・柳ケ瀬/“柳ぶら楽市スペシャル”や“街、丸ごと美術館”、“ビッグふわふわドーム”、“鯉こい祭り”
・玉宮町/春の玉宮まつり
・若宮町/若宮町歩行者天国
・長良橋通り/みこしパレード
・常在寺/斎藤道三追悼式
・繊維問屋街/春のせんいまつり
それらのお祭りを、連日ご紹介してきました。
そして初日の土曜の夜、伊奈波神社前の広場にて開催される
『岐阜まつり宵宮(よいみや)』へ。
ここで「あれ?」と思った方、正解です。(笑)
そう、今までご紹介してきたのは「道三まつり」。そして今回ご紹介するのは「岐阜まつり」。
ちょっと違うのです。
『岐阜まつり』とは、伊奈波神社、金神社、橿森神社といった
春に開催される岐阜市内の神社の例祭のことを指すそう。
ほぼ全て同時期に開催されるのでこのようにひとまとめで言われるようになり、
岐阜市中がお祭りの雰囲気に包まれてきました。
そして、これまでご紹介してきた『道三まつり』というのは、
NHK大河ドラマ「国盗り物語」の大ヒットを受け、主人公である道三や岐阜のことを
更に知ってもらおうと、岐阜まつりの時期に合わせてはじまった試みなんだそうです。
今でも2つの呼び名がそれぞれ合って、同じ日・同じ時期のものだけれども、
微妙に違うのはそのような背景があるからみたいです。
そして今回は『岐阜まつり』の“宵宮”です。
踊車、清影車、安宅車、若戎車という市の重要有形民俗文化財に指定された4台の山車が
しだれ桜並木の参道を曵かれ伊奈波神社前の広場に集結しました。
そのあとに続くのが、地元のお神輿や、祭りを盛り上げる団体によるお囃子。
こちらは三重県・松坂市からやってきたという松坂太鼓のみなさん。
なんと大きな太鼓の上に人が乗っています!すごい!
金華地区の“金華神輿”もやってきました。
伊奈波通りを蛇のようにうねうねと、力強く担ぎ、沿道のお客さんを楽しませています。
…と、よくみると。
山本佐太郎商店の山本さん!
中央で担いでました!
沿道で見守る観客。
屋台は伊奈波神社前にも出ていたのですが、こちらには別の出店が出ています。
その場所はなんとお茶屋さんの駐車場!
伊奈波神社通り沿いにある、「松風園」さんです。
お茶屋さんは何をだされているのかなー。とおもったら、
なんと、石釜ピザ!
しかもこのピザ釜は左官職人さんがつくった手作りのものなんだとか!
お酒やジュース、ピザの販売をされており、
とろっとろのチーズとサラミがのった焼きたてピザは絶品でした。
美味しく楽しくお祭りを鑑賞できる穴場スポットでした、ありがとうございます!
そして、山車の周りにみんなが集まったところで、
からくり人形の上演が始まりました。
上演後、宵宮のクライマックスには花火があり、大盛況で幕を閉じました。
これだけの人が伊奈波神社に集まり楽しめる宵宮、
ぜひ機会があったら行ってみてください!
岐阜まつり宵宮
場所:伊奈波通り〜伊奈波神社
日時:2016年4月2日18時〜22時
(毎年4月の第一土曜の夜開催、雨天中止)
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