さかだちブックスの2015年〜出版編〜
もうあと3日で、2015年も終わろうとしています。
今年もいろいろな方にお世話になって、たくさん素敵な経験をさせていただけました。
そんな2015年をいろいろな視点から振り返ってみたいと思います。
まずは、さかだちブックスの1番のお仕事『出版』のこと。
今年さかだちブックスでは3冊の本を出版しました。
『百科 創刊号』 2015年7月31日発売
『百科 第2号』 2015年12月10日発売
今年の3月から、百科編集長の藤田敦子さんとの編集会議が始まりました。
この本のテーマは「知ることは、面白い。」
学者さんが面白いと思っていることを、ちょっと興味がある人にもわかりやすく紹介することで、
新しい世界を知ってもらえたらという藤田さんの想いからこの企画が始まりました。
創刊号の特集は、“アンモナイト”。
「アンモナイトって、貝じゃないの!?」というくらいの知識量の私たちが、
福井県大野市で研究をされている酒井さんや藤田編集長のお話を聞きながらどんどん「へえ!」と知っていく取材ができて、
とても楽しかったです!
ビギナーズラックで、葉っぱの化石を発見しました。化石掘りの体験は、とてもいい思い出です。
その他にも、取材を通してたくさんの素敵なヒトやコトとお会いしていろいろと学ばせていただく事ができました。
取材として笑撃的だったのが、『タンポポ調査』。
大人になっても子ども心を忘れないやり方で、真剣にタンポポの採取と判定をする機会は、
なかなか味わえないのではないでしょうか。
小田先生は、とても緻密な絵を描かれており、
取材後の作品もとっても楽しみに拝見させていただいています。
第2号の特集は、“隕石”。
東京サイエンスさんや、岐阜大学の川上先生に取材に伺わせていただきました。
東京大学の磯崎先生の取材も!
12月27日の岐阜での講演も大盛況だったという事です。またお話を伺う機会があると嬉しいです!
出版の編集の部分では、連載の本ということで、
ロゴマークの打ち合わせも、本を手に取る人をイメージしながらいろいろな意見を出し練り上げていきました。
百科はたくさんの方の知識やご協力でこのように完成することができました!
さかだちブックスで初めての連載本、今後も続いたら嬉しいです!
(アマゾンでの販売も開始しております。よかったらご覧ください!こちらから)
そしてもう1冊。
『岐阜マンとゆく ぎふのモノ』2015年9月5日発売
岐阜にはたくさん素敵なモノを作っている方がおり、その技術は誇るべきものです。
そのことを知りながらお土産にしたり、ちょっともらったらほっこり嬉しくなるような
岐阜県中のオススメ品をこの本では紹介しています。
多治見に工房を持ちながら、陶芸の現代アートと食器で世界的に活躍されていらっしゃいます。
こちらの木版手染ぬいぐるみは、日本や世界のインテリアショップなどでも扱われています。
店内には重ね刷りの様子がわかる表示が置かれており、とても感動!
どれも可愛いのですが、こちらに寄ると、まずは自分の干支が手に入れたくなります。
他にも家田紙工さんのスノーフレイクや、大橋量器さんのマスを実際の現場へ取材させていただき、
岐阜には世界に誇るモノが本当にたくさんあるのだということが改めて知りました。
2016年も、自分たちが新しい発見をしながら、
皆様にお伝えできるような本を出版できたらと思います!!
がんばるぞー!!
〜これまでのさかだちブックスの出版物〜
『文具の友』2014年4月26日
『私的岐阜観光案内』2014年6月14日
『やながせ倉庫 ふむふむ手帖』2014年9月14日
『百科 創刊号』2015年7月31日
『岐阜マンとゆく ぎふのモノ』2015年9月5日
『百科 第2号』2015年12月10日
※本によっては在庫が少なくなっていますが、
まだ販売してますので、気になる本がございましたら、どうぞよろしくお願いします!
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