【柳ケ瀬】桃花館/岐阜ランチ

岐阜市茜部と岐阜市宇佐で長年、創作フレンチレストランとして多くのお客様に親しまれ、2017年春に和洋創作料理店として柳ケ瀬商店街に移転オープンした「桃花館(とうかかん)」さん。

以前からずっと伺ってみたいと思っていたのですが、ついにランチに行くことができました!

外観を見ていても、窓のガラスと木の組み合わせが特徴的でしたが、店内はこんな感じになっていたんですね。引き戸の奥には個室風の部屋もあります。

この日はカウンター席に。厨房では時折、シェフがお客様が料理を味わう様子や表情を窺いながら、てきぱきと料理を仕上げています。

ランチメニューは、和定食の税込1,980円〜3,630円までの3コースと、洋定食の税込1,980円〜4,400円までの4コースから好きなものが選べます。そこで、和定食と洋定食のどちらも税別2,750円のBコースをいただくことにしました。

まず、洋定食のコースの口取は、揚げたてのカニクリームコロッケ。

サクサクの衣の中から、カニの風味が濃厚なクリームがとろり。マスタードをほんの少しつけて食べると味が締まるんですね。

そして…思わず、わあっと声を上げてしまいそうなほど鮮やかな前菜が運ばれてきました。

チキンの香草ハム、自家製スモークサーモン、砂肝のコンフィ、オイルサーディン、パテ・ド・カンパーニュなどが盛り付けられた美しい一皿。

特にパテ・ド・カンパーニュは、少しねっとりとしているためかなり濃厚なのかと思いきや、驚くほど優しく、それでいて心地よい余韻があり、ピスタチオの食感も楽しくて、これまでに味わったことのないような美味しさ!一緒にサーブされるパンと一緒にいただくのも最高で、キリッと冷えた白ワインが飲みたくなります…。

スープはトウモロコシのフラン。フランとは野菜のプリンのような洋風茶碗蒸しのことで、スプーンですくって口に運ぶと、トウモロコシの自然な甘さが口中に広がります。

メインは魚料理。甘鯛と海老、帆立のソテーにサフランのソースが添えてあります。皮目がしっかりと焼けた甘鯛は旨みがしっかりと感じられ、海老はプリプリ、大ぶりな帆立も甘みがあり、食べ応えがあります。どれもサフランソースとよく合って、まさに素材の美味しさを堪能する一皿でした。

デザートはプリンとアイスクリーム。アイスコーヒーもいただいて、本当に大満足の内容でした!

***

和定食は、口取の長芋のゼリー寄せとお刺身の三種盛りからスタート。

続いて椀物は、毛ガニのしんじょう。

しんじょう(しんじょ)とは、日本料理の一つで「真薯」、「糝薯」、「真蒸」、「真丈」などと記されます。この毛ガニのしんじょうは、ほっと心がほどけていくような、上品な味わいで、いつまでもずっと飲んでいたかったほど…。

続いて運ばれてきた旬菜盛は、思わずため息がこぼれてしまうような豪華さ。

トウモロコシの天ぷらやあおさの出汁巻たまごなど、いろんなお料理が少しずつ彩りよく盛り付けられ、その美味しさに、心も胃袋もキュッと掴まれてしまいます!特に海老のフライは、実はアーモンドスライスの衣をつけて揚げてあり、香ばしさも格別でした。

魚焼物は、鱒(ます)の味噌漬け焼き。半月形のすだちとさつまいもが添えられているのが何とも可愛らしくて、目も楽しませてくれます。

最後は小鉢と、あさりごはんにお漬物、お味噌汁。そして、デザートにピスタチオアイスとブルーベリーの松風をいただいて、ごちそうさまです。

それにしても「桃花館」さんでは、これほど充実した洋定食と和定食の両方で合計7つものコース料理を毎日、お客様のために作っていらっしゃるということが驚きです。とにかく一つ一つの料理に、手間を惜しまない丁寧な仕事と工夫が凝らされていることが、味わってみてひしひしと感じられました。いつかディナーにも出かけてみたい、とても素敵なお店でした。

落ち着いた空間でゆっくりくつろぎながらいただけて、その美味しさに思わず頬が緩む「桃花館」さんのランチ。ぜひ、みなさんも味わってみてくださいね!


旬のお料理 桃花館

住所:岐阜市徹明通1-19 KASAHARAビル1F

営業時間:11:30〜14:00、17:00〜20:00

定休日:水曜

TEL:058-265-0038 ※事前予約をおすすめします

WEB:http://tohkakan.com/

2021年08月22日作成
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