【岐阜市】「長良川デパート」リニューアルオープン!

2022年3月19日にリニューアルオープンして話題を呼んでいる「長良川デパート」さん。

長良川の恵みに育まれた逸品やお土産のセレクトショップとして、2016年に川原町エリアにオープンしたこちらのお店では、これまでもたくさんの長良川の恵みを、そのつくり手の思いとともに伝えてきました。そんなお店が今回大きくリニューアルしたということで、編集部もワクワクしながらお邪魔してきました!

▶︎長良川流域の文化を感じさせる店内デザイン

訪れた人をまず迎えてくれるのは、入ってすぐ左の壁面に描かれた長良川流域のイラスト。

長良川の上流から下流までが、「郡上踊り」「関の刀鍛冶」「長良川鵜飼」といったイラストとそこで作られる工芸品などとともに描かれています。店内で手に取った商品が長良川のどのあたりで作られたものなのか、ルーツを学ぶこともできますね!

さらに、一際目を引くのが、岐阜提灯を手がけるオゼキさんと世界的彫刻家イサム・ノグチ氏との出会いから生まれた“光の彫刻“と言われるAKARIシリーズの照明たち!

吹き抜けの天井を見上げると、たくさんのAKARIがディスプレイされていて、なんとも幻想的な空間が広がっています…!思わず足を止めて、写真を撮られているお客さまの姿も!

▶︎充実した品揃えに思わず夢中に!

今回のリニューアルでは、店内がとっても明るく、広々とした空間に生まれ変わっています…!

お店の総面積はなんと3.5倍、商品数は1,000点から1,700点にまで増えたのだそう!これまでスペースの都合で取り扱うことができなかったアイテムも、新たにたくさん取り揃えられています。

伝統工芸品から雑貨、食品までさまざまなアイテムが、ゆったりとセンスよく並んでいて、端から端までじっくり眺めていると、つい時間を忘れてしまいます。

郡上産ヒノキを使った郡上踊り下駄、美濃和紙を使った提灯や雑貨、地元でおなじみのお菓子や調味料、関の刃物、岐阜の草木で染められたストール…。長良川流域で生まれ育った選りすぐりのアイテムが集まっていて、どれも欲しくなってしまいます…!

小上がりになったスペースでは、郡上市石徹白(いとしろ)地域にある石徹白洋品店さんの初の常設展示販売が行われています。

石徹白地域で農作業着として作られていた伝統的な衣服の「はかま」や「たつけ」を現代風にアレンジした定番アイテムをはじめ、ワンピース、シャツ、ストールまで、春らしい爽やかな草木染めの衣類がそろいます。郡上市まではなかなか足を運べないという方も、ここで実際にその手触りや着心地を確かめることができますね。

▶︎長良川の恵みから生まれた多様な地酒も楽しめる!

長良川流域では、清流の水をいかしたお酒造りが盛んです。「長良川デパート」さんでは、もともと地酒も多く取り扱っていましたが、今回のリニューアルで大きな冷蔵庫が導入されて、さらに品数が豊富に!

一般的な日本酒だけでなく、どぶろく、甘酒、クラフトジンやクラフトビールまで、まさに多種多様なお酒が集まっています。少量しか造られないどぶろくなど、ほとんどその地域以外に流通しない幻のお酒や珍しい銘柄も揃っているので、ぜひこちらのコーナーもチェックを。

ちなみに、ほぼすべてお酒が無料で一口試飲ができるということなので、いろいろ試して好みのお酒を見つけられるのも嬉しいところ!さらに、なんと1杯300円でお酒の「角打ち(かくうち)」もできるなんて…。角打ちとは、酒屋さんの店内で買ったお酒が立ち飲みできること。つまり、川原町散策の途中で立ち寄って、店内で長良川流域のお酒をちょっと1杯ひっかける、ということもできるんです。

お酒売り場の前では「おちょこ展」も行われていました。作家さんが手がける木・ガラス・漆・陶などのさまざまなおちょこがずらり。お酒とおちょこを一緒にプレゼントするのも良さそうですね。このスペースでは、テーマを決めた企画展が定期的に実施されるとのこと。来るたびに新たな長良川の逸品との出会いがありそうです。

▶︎かわいいパッケージの限定みやげも発見!

リニューアルオープンを記念して作られた、限定品も発見!

老舗和菓子屋「亀甲屋本舗」さんで創業当初の昭和30年頃から変わらず作られている最中「ちょうちんもなか」が、新たに作られた長良川デパートさんだけの限定パッケージに入っているんです。レトロかわいいパッケージで、ちょっとした手土産にもぴったり!

観光客の方だけでなく、岐阜に住んでいる方にとっても、行くたびに長良川流域の豊かな文化に触れられ、新しい発見がある長良川デパートさん。ぜひ、訪れてみてくださいね!


長良川デパート

住所:岐阜市湊町45

営業時間:10:00〜18:00

定休日:火曜

TEL:058-269-3858

HP:https://nagaragawadepart.storeinfo.jp/

2022年04月21日作成
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