「TOFU magazine 29」できました!

さかだちブックスを運営するリトルクリエイティブセンターが “岐阜と東京をつなぐカルチャーマガジン”として毎月発行するフリーペーパー「TOFU magazine(トーフマガジン)」。 夏らしい爽やかな表紙の29号が発行となりました!

岐阜県の42市町村を一つずつ巡っていく特集《旅する岐阜》で訪れたのは、養老町。

大正時代から100年もの間、“東の三ツ矢、西の養老”といわれるほど人々に愛飲されながらも2000年に製造が途絶えてしまった「養老サイダー」が、全国から届いた復活を望む声に応え、養老改元1300年を数える2017年に復刻されるまでのストーリーを取材しました。

お話を伺ったのは、養老町観光協会の会長を長く務める中村一さん。養老サイダー復活に尽力した立役者であり、現在、養老サイダー復刻合同会社の代表を務めていらっしゃいます。

子どもの頃、学校帰りに養老サイダーの工場の前を通ると、よく工場のおばちゃんに「飲んでいきなさい」と養老サイダーをもらったんですよ、と懐かしい思い出話も聞かせていただくことができました。

ちなみに、取材をさせていただいた場所は「養老の滝」や「養老天命反転地」で知られる養老公園内にある老舗旅館「滝元館 遊季の里」さん。

実は、中村さんはこちらの旅館の5代目当主なんです。お話を伺いながら、ラウンジからの眺めの素晴らしさに圧倒されました。そして客室もご案内いただいたのですが、濃尾平野を一望する露天風呂の気持ち良さそうなこと!岐阜にこんな素敵な隠れ宿があったんですね。

お話を伺った後は、そのまま旅館から歩いて養老の滝へ…。あの滝の水がお酒に変わったという孝子伝説が伝えられる滝です。

その滝の手前の岩場に養老サイダーを並べ、なんとか表紙の撮影を遂行!

さらに、養老サイダーを作るためになくてはならない養老神社のほとりに湧く「菊水泉」も訪ねて、霊泉と養老サイダーを撮影。暑い中、汗をかきながら撮影を終えた後に飲んだ養老サイダーは、忘れられないほど美味しく、心も癒してくれました!養老サイダーは基本的に養老町内でしか手に入らないのですが、ぜひ、現地でこそこの美味しさを体感してほしいとつくづく感じる取材でした。

そして、《東京−岐阜》のテーマは「最高のクラフトビール 」。東京は代々木にある「Y.Y.G.Brewery & Beer Kitchen」さん、岐阜は伊奈波通りに昨年オープンした注目の「ギフ麦酒醸造」さんを取材させていただきました!

「さかだち編集部」はTOFU magazineとさかだちブックスのコラボ、「岐阜ホールニュース」は「岐阜ホール」で7月13日〜8月3日まで開催する「カレーとうつわ」のPOP UP SHOPを紹介しています。

TOFU magazine 29号も、ぜひ手にとってお読みください。また、 TOFU magazineの Instagram もゆるやかに更新していますので、よろしければご覧くださいね!


【TOFU magazineの入手方法】

「TOFU magazine」は、東京や岐阜を中心とした配布店舗にて入手いただけます。もちろん、岐阜ホール、THE GIFTS SHOP、やながせ倉庫団地でも入手いただけます。

また、「岐阜ホール ONLINE STORE」では最新号からバックナンバーまで、送料のみでご購入いただけるほか、送料がお得な定期便もご利用いただけますので、ぜひ、ご利用ください!

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2022年07月05日作成
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