【THE GIFTS SHOP】商品開発ワークショップ「岐阜とクラフトビール」を開催しました!

2023年8月1日(火)から14日(月)まで、THE GIFTS SHOP店頭で行っていた「ビールとおつまみフェア」。その中のイベントの一つとして、8月11日(金)にクラフトビールの新商品開発ワークショップ「岐阜とクラフトビール」を開催しました!

講師は、瑞浪市釜戸町にある「カマドブリュワリー」の代表の東(あずま)恵理子さん。2020年の醸造所設立以来、地元の素材や文化を活かした新しいビールづくりを行っています。

今回のワークショップでは、そんなカマドブリュワリーの東さんから、クラフトビールにまつわる貴重なお話を伺った後、”岐阜らしいビールとは?”をテーマに参加者の皆さんと考えていきます。

 

▷はじまりの挨拶&カマドブリュワリーのビールで乾杯してWSスタート!

はじまりの挨拶をした後、まずはカマドブリュワリーさんのクラフトビールで乾杯!

この日、東さんが準備してくださったのは、「Yatto Came Ale やっとかめエール」と「窯焚物語 ~第四楽章~ 霞む稜線 ヘイジーIPA」の2種類。せっかくなので、こだわりのビールをいただきながらワークショップを進めていきます。

続いて、今回の講師である東さんをご紹介。

瑞浪市釜戸町出身の東さんは、大学卒業後、テレビ局の報道記者や青年海外協力隊隊員、地方創生など、さまざまなお仕事をされてきました。その経験を活かし、地元にUターンして始めたのが「カマドブリュワリー」。2020年の設立以来、東濃地方から新たなビール文化を生み続けています。

※「カマドブリュワリー」さんをTOFU magazineで取材した記事はこちら

 

▷東さんご本人からクラフトビールにまつわるお話を聞きます!

「参加者の皆さんがなぜ今回のワークショップに参加したのか気になります!」という東さん。そこで何名かの参加者の方にお話を伺いました。

「クラフトビールが大好きで…」という方から「今後自分でもクラフトビールをつくりたい」という方まで、各々いろんな思いを持って今回のワークショップに参加してくださっていました。そんな参加者のみなさんは、東さんからカマドブリュワリーの成り立ちや岐阜のクラフトビール事情について、普段なかなか聞くことのできないお話を伺います。

人口減少が進む故郷・釜戸町で、”持続可能なコンテンツを”との思いでカマドブリュワリーを立ち上げた東さん。そこで目指すのは、ビールを通じて地域を元気すること。ビールと東濃の名産品や文化を掛け合わせた商品開発を行い、地域の魅力を全国に発信しています。

今までの経験を活かして地元の魅力を掘り起こし、それを“クラフトビール”という新しいかたちで表現する原動力となっている熱い想いが伝わってきます。

ちなみに、2020年の設立以来、カマドブリュワリーでつくられたクラフトビールの数は、なんと60種類以上!中でも今回持ってきていただいた2つのビールについて紹介していただきました。

“ひさしぶり”という意味の方言 “やっとかめ”と名付けられた定番のビール「Yatto Came Ale やっとかめエール」。パッケージには多治見市の名産品であるタイルが描かれています。もう一つは、美濃焼の名産地である東濃地方の窯焚の様子と表現した”窯焚物語シリーズ”の「窯焚物語 ~第四楽章~ 霞む稜線 ヘイジーIPA」。

どちらも地元に根付く文化から着想を得た、カマドブリュワリーさんだからこそつくれるクラフトビールです。

そして、カマドブリュワリーさんの活動はビールづくりには留まりません。移住相談会や空き家の活用・紹介まで行い、カマドブリュワリーを起点に釜戸町はどんどん面白くなっているといいます。

“ビールをきっかけに地元を元気にしたい”というカマドブリュワリーさんのビジョンを着実に実現しているのが東さんのすごいところ。そんな東さんの話に、参加者の皆さんもじっくりと耳を傾けていました。

 

▷東さんのお話を踏まえて、岐阜らしいクラフトビールについて話し合いスタート!

続いて「岐阜らしいクラフトビールとは?」をテーマに、2チームに分かれて自由に考え、意見交換をします。東さんが参加したチームでは、”岐阜には何があるだろう?”という話からスタート。関の刃物や、美濃焼、長良川、美味しいものもたくさんあるし…いろんなビールができそうだよね、と話が盛り上がります。

もう一つのチームでは、車社会である岐阜でクラフトビールを飲みきてもらうのはちょっとハードルが高いよね、という話も。岐阜県内ではなく、近い名古屋に行ってしまう人も多い中、岐阜でクラフトビールを盛り上げていくにはどうしたら良いのだろう、とじっくり話し合っていました。

そんなこんなであっという間に時間が経ち、それぞれのチームでどんな話をしたのかを共有します。

一つ目のチームは「岐阜にはいいものがたくさんあるけれど、それがあまり岐阜と繋がってない印象がある。一つひとつのいいものをビールを通して繋げることができたら、もっと岐阜が魅力的になっていくのではないかな」と話しました。

もう一つのチームは「クラフトビール好きのコミュニティを強化して、岐阜のクラフトビールを盛り上げていくために、東さんのように行動に移せる人を増やすのが重要なのではないか」との結論に。

どちらのチームも、こんなビールが飲みたい!という話だけでなく、地域や業界を盛り上げていくためにはどうしたらいいかという深いところまで語り合うことができました。

 

▷最後に東さんからまとめの言葉をいただき、WSは終了!

最後に「 “岐阜にはたくさんいいものがある”と地元の人が言えるのはすごいことだと思います。それを目に見えるかたちでアウトプットして、いろんな人に知ってもらうことが大切ですね」と東さん。

「これからもみんなでクラフトビールを楽しんでください!」という東さんの想いを伝えていただき、ワークショップは無事終了!クラフトビールを通して岐阜を見つめ直すことのできる、とっても有意義な時間になりました。

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THE GIFTS SHOPでは、今後もさまざまなワークショップを開催する予定です。イベントはさかだちブックスの記事や公式Instagramでも紹介していきますので、興味のある方はぜひチェックしてくださいね!


THE GIFTS SHOP

住所:岐阜市橋本町1-10−1 アクティブG 2F

営業時間:10:00~19:00(奇数月第3火曜日はお休み、年末年始変動あり)

TEL:058-212-3255

WEBサイト:https://giftsshop.jp/

楽天市場:https://www.rakuten.ne.jp/gold/thegiftsshop/

Instagram:@the.gifts.shop.gifu

2023年08月24日作成
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