【白川村だより vol.22】もうすぐどぶろく祭!
岐阜県白川村の移住情報を発信するメディア「飛騨日日新聞」。白川村役場とさかだちブックスを運営する株式会社リトルクリエイティブセンターが、2020年9月に立ち上げたプロジェクトです。
飛騨日日新聞、通称“ヒダニチ”の編集部は、日々村内を歩き回って取材やネタ収集を行っています。この「白川村だより」ではそんな取材中の出来事を不定期でお届け。
今回は、村内では数少ない夕飯が食べられるお店や、思わぬ暑さに見舞われた連休も賑わう合掌造り集落、そして、いよいよ間近にせまった「どぶろく祭」の準備の様子をご紹介します!
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《観光客も村民も集う、美味しい夕食が食べられるお店》
8月中に不定期で開館していた白川郷合掌文化館(旧松井家)。その準備や片付けの後に、一緒に掃除をした「白川ボックス」の方々とお疲れ様会を開催しました!お世話になったのは、合掌造り集落内にある「白川郷 お食事処いろり」さんです。
いただいたのは、村のブランド豚「結旨豚(ゆいうまぶた)」のみそ焼き定食。甘辛い味噌とジューシーな豚肉の間違いない組み合わせでご飯が進みます!いろりさんではこうした地元食材を使った定食から、丼もの、麺類、お酒のつまみになる一品料理などメニュー豊富。
白川村内では夜に食事ができる飲食店は限られているので、観光客はもちろん、お酒を飲んだり夕食を楽しんだりする村民でも賑わっていました。
《暑さが戻る連休の、秋の景色》
9月に入って涼しくなってきた白川村…と思いきや、先日の3連休は真夏のような暑さに。そんな中、次号の「飛騨日日新聞」の記事の確認のために荻町の合掌造り集落に向かうと、駐車場までは長蛇の列…!集落内も観光客がたくさん!
平日は外国人観光客が日本人観光客より多い感覚ですが、休日はその割合が逆転。学生のグループや、家族連れ、ご年配のご夫婦など、さまざまな世代の方が集落内を散策しています。
訪れていた方々は、すすきやコスモスに囲まれた合掌造り集落など、暑いながらも秋らしい景色に足を止めて、写真に収めていました。
《今年は“どぶ詰め”に参加!》
白川村では今年、4年ぶりに「どぶろく祭」が通常開催されます!「どぶろく祭」とは、五穀豊穣を祈願し、9月下旬から10月中旬にかけて行われる村の一大行事。村内5地区の神社で、獅子舞や民謡などが披露されるとともに、祭礼の神酒として「どぶろく」が振る舞われるのが大きな特徴です。
そのどぶろくを村民や来訪者に提供できるよう準備するのが「どぶろくの徳利詰め」、通称「どぶ詰め」です。昨年は荻町地区で取材させていただきましたが、今年はお世話になっているシェアハウスがある平瀬地区のどぶ詰に参加させていただきました!
*荻町のどぶろくの徳利詰めの記事はこちら
朝8時に平瀬八幡神社に集合して、主に男性陣は、屋外で徳利にどぶろくを詰める人、徳利の栓を閉める人、詰め終わった徳利を運ぶ人と役割を分け、どぶろくの瓶詰めをしていきます。一方女性陣は、神社の脇にある施設内でまずは箱を組み立て、瓶詰めした徳利が到着すると次々に箱詰め。その数なんと3000本以上でしたが、みんなで話しながらテキパキと手を動かすと、お昼前には作業が無事終了しました。
どぶろく作りを任されている杜氏(とうじ)さん曰く「今年のどぶろくの出来は最高!」とのこと。いよいよ来週から平瀬地区を皮切りにどぶろく祭がスタートしますが、飛騨日日新聞でもその様子を発信していきますので、どうぞお楽しみに!
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白川村の移住情報や暮らしの様子は「飛騨日日新聞」のWEBサイトや、年4回発行する冊子でお読みいただけますので、ぜひご覧くださいね。
なお、飛騨日日新聞の冊子は白川村内の各世帯に配布されています。また、村内では飲食店やお土産屋さん、村外ではTHE GIFTS SHOP、岐阜トーキョー、OUR食堂のほか、東京や大阪、名古屋の移住相談窓口などでも配布していますので、ぜひ手に取ってお読みください!
(飛騨日日新聞の企画運営、取材編集、デザインはさかだちブックスを運営する株式会社リトルクリエイティブセンターが担当させていただいています)
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