【岐阜市】pho gnu(フォー ヌー)/岐阜ランチ

伊奈波神社や岐阜善光寺の参道から少し南に入ったところに、2023年3月にオープンしたばかりのフォー専門店「pho gnu」さんにランチに伺いました!

お店があるのは、城下町として盛え、歴史と文化が残る“岐阜町”と呼ばれるこの地域に再びにぎわいを生み出そうと設立されたまちづくり会社「岐阜まち家守」が、参道の裏に集まる古民家を改装してスタートした「裏参道モール」の一角。

築100年を超えるという古民家をリノベーションした建物「白木町ハウス」には、今年1月にオープンした天むすのお店「天ころりん」さんも入居しています。

実はこちらの「pho gnu」をプロデュースしているのは「長良ういろ」さん。店名のgnuは、gifu nagara uiro の頭文字から付けられたんだそう。長良川鵜飼の鵜とお米をモチーフにしたロゴが目を引きます。

お店に入ると、まずはレジで注文と会計を済ませます。

メニューは「長良川フォー」「海鮮フォー」「飛騨牛フォー」の3種類。海鮮フォーはもうまもなく登場のようです。ちなみにフォーとは、ベトナムの国民食ともいわれる米粉麺。pho gnuさんでは、ういろと同じ岐阜県産ハツシモの米粉を使ってオリジナル麺を作っています。

レジの下には、ながらういろさんの季節のういろや、食べきりサイズの一口ういろも並んでいて、おみやげに購入するのにもぴったり!

オーダーを済ませたら好きな席で待ちます。建物のもともとの柱や梁、天井などをそのまま生かした空間に、スタイリッシュなテーブルや椅子が並んでいて、とってもお洒落。

しばらく待つと、できたてのフォーが運ばれてきました!

看板メニューの「長良川フォー」は980円。奥美濃古地鶏からだしを取ったスープは、エスニック感は強くなく、日本人にも馴染みやすいまろやかで優しい味わい。少し甘みがあり、鮎の魚醤の独特な深みとコクがきいています。

フォーは最初は弾力があり、もっちりとしていて、時間が経つと少しずつスープを含んで柔らかく食感が変化します。岐阜県産の清流美どりの胸肉の蒸し鶏はしっとり。

途中からレモンを絞ったり、テーブルに置かれているフライドオニオンやブラックペッパーをかけたり、ニンニク仕立ての辛いソースを足したりして味変しながら楽しむのもおすすめ!

一杯のフォーの中にさまざまなこだわりや工夫が詰まっていて、つい箸もレンゲも止まらなくなります。

こちらの「飛騨牛フォー」は1,380円。絶妙に甘辛く味付けされた養老ミートさんの飛騨牛は柔らかく、頬張ると口いっぱいに旨みが広がります。

飛騨牛の牛骨から取ったスープにも肉の旨みが溶け出し、ぐっと深みが感じられて、飲み干したくなるほどの美味しさ!

サイドディッシュやデザートの季節のういろも味わえて、大満足のランチでした!みなさんもぜひ、珍しいフォー専門店「pho gnu」さんに出かけてみてくださいね。


pho gnu フォー ヌー

住所:岐阜市白木町20

営業時間:10:00〜15:00

定休日:火曜、水曜

TEL:070-1640-1588

Instagram:@_pho_gnu_

2023年04月17日作成
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