【柳ケ瀬】マルイチポップアップスタンド

5年前の2014年、40年以上続いたその歴史に幕を下ろした老舗喫茶店「マルイチ」をご存知ですか?

定番メニューは注文を受けてからオーナー・江崎朝子さんが一杯ずつ搾り器で搾り上げて作る、フレッシュジュース。看板メニューはシュークリームだったそうです。

しかし、当時80歳を超えていた江崎さんは「仕事の質を維持することが難しくなってきた」と閉店を決意され、たくさんの人々の社交場として親しまれたこの場所は終わりを迎えました。

普段はシャッターが降りていて中に入ることはできませんが、最近ではサンデービルヂングマーケットの会場のひとつとして利用されているため、中に入ったことがある方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなマルイチが今年の8月、なんと「サロン・ド・マルイチ」としてニューオープンします。

オープンに先駆け、店頭では期間限定のポップアップスタンドがスタート!

新しい店主としてお店を引き継ぐのは、「柳ケ瀬を楽しいまちにする株式会社」所属の奥岡莞司さん。サンデービルヂングマーケットやロイヤル40などを手がけている会社です。

このポップアップでは大熊果実店さんからフルーツを仕入れ、マルイチの定番メニューであったフレッシュジュースを販売しています。

写真に写っているこの搾り器、なんと当時のマルイチで実際に使用されていたものだそうです。フルーツを上からぎゅっと押し込んで中の果汁を搾り取る、という至ってシンプルな構造。

「でもこれね、上からずっと押し込んでないといけないから、結構体力が必要なんですよ…」

まだ若い男性が大変だというこの作業を、80歳を超えるまで続けられていた江崎さん。今もなお使うことができることからも、この搾り器がいかに大切に使われてきたのか、江崎さんのマルイチに対する愛が伝わってきます。

マルイチ前でポップアップスタンドをやっていると聞いて、あちらこちらからお客さんたちが集まってきました。たまたま通りがかったという方も思わず足を止め、「何をやっているの?何か始まるの?」と興味津々。

お客さんの様子を撮影しているうちにオレンジは売り切れてしまいましたが、それならばとバナナジュースとコーヒーを注文。

SHERPA COFFEEさんの豆を使ったコーヒーもお楽しみいただけます。

通りすがりの方から「その細い注ぎ口がいいわねえ」なんて声をかけられながらコーヒーを淹れる…そんな風景が生まれるのは、商店街の中だからこそ。

ちなみに気になるジュースのお値段は…言い値!お客さん自らが値段を決めるスタイルのお店は、今の柳ケ瀬商店街の中でここだけなのではないでしょうか。

「みんなここで写真撮ってくよ」

と教えてもらったのは「FRESHJUICE」と書かれた扉の前。ひとりでうまく撮影できずに苦戦していると、店主の奥岡さんが撮影を手伝ってくれました。

ポップアップスタンドの不定期のようで、営業日やオープンまでの情報はFacebookInstagramで配信されるとのこと。気になる方はフォローして要チェックです!

 

サロン・ド・マルイチでは、マルイチの看板メニューだったというシュークリームも提供予定。パステルの「なめらかプリン」の生みの親であるプルシックの所浩史さんを迎え入れ、柳ケ瀬商店街の新たな手土産となるシュークリームを試作中とのことでした。

また、喫茶店にはギャラリーやワークショップができるスペースも併設。かつて社交場として愛されたマルイチは、これからもたくさんの人に愛されていく場所になりそうです。

 


 

サロン・ド・マルイチ ポップアップスタンド

住所:500-8876 岐阜県岐阜市日ノ出町2丁目5-6

営業日:不定期( facebookページ、instagramで情報配信中! )

Facebook: サロン・ド・マルイチ

Instagram:https://www.instagram.com/salon_de_maruichi/

2019年06月05日作成
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