【八百津】稲葉城公園/岐阜観光名所
ここのところさかだち編集部がとある取材のため、よく通っている岐阜県八百津町。
取材の合間に気になるスポットを探しては立ち寄っています。
この日、マップを眺めていて発見したのが「稲葉城公園」です。
入り口はわりと新しい印象の門構え。
和知城(通称:稲葉城)の城址として公園自体が整備されたのは平成5年ですが、実際にお城がつくられたのはなんと今から400年以上前の安土・桃山時代、1590年頃と見られています。
初代城主の稲葉右近方通(いなばうこんまさみち)が美濃国安八郡西保城からこの地に着任した時に築いたお城ですが、どれくらいの時間をかけてつくられ、規模がどの程度であったのかは記録に残っていません。
その後、5代城主が後継がいないまま1676年に他界したため、86年間栄えた稲葉家は断絶し、廃城となったそうです。
公園の周りにはお堀や土塁など、お城の名残が見られます。
あ! 公園の中に天守閣っぽい展望台を発見。
階段を駆け上がってお邪魔します……!
2階建てのかわいらしい天守閣です。
公園自体が小高い場所にあるので、意外と景色がよくてびっくり(笑)。
城主気分で八百津の町を見下ろせました。
そしてもう一つの遊具が、兜型の滑り台。こんな形、初めて見ました(笑)。
せっかくなので童心にかえって一滑り。わーい!
ちなみに園内には51種類もの椿の木が植えられていて、春には色とりどりの景色をみることができるそうですよ。というのも、かつては灯明の油を採取するために椿を植えていたのだとか。
冬はとにかく寒いのであまりおすすめできませんが、暖かくなったらぜひ遊びに行ってみてくださいね!
稲葉城公園
住所:岐阜県加茂郡八百津町野上字谷
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2019年12月06日作成
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