【羽島】閉館間近の「羽島市勤労青少年ホーム」を記録するアートイベントが3月30日開催!

岐阜県出身の建築家、坂倉準三氏が設計したことで知られる「羽島市勤労青少年」が2019年3月31日をもって惜しまれつつも閉館することが決まっています。

閉館の前日3月30日に開催される「羽島市勤労青少年ホームを記憶し記録する1日」と題したアートイベントの情報が届きました!

 

このイベントは2018年の清流の国ぎふ芸術祭で実施された「アート体験プログラム-アートラボぎふ-」「つくる人、すむ人、みる人でつくるコミュニティ・アーカイブ(坂倉準三篇)」をもとにしており、身近なアートである「建築」の設計者の考えを知り、周辺に暮らす人々とのコミュニケーションを通じてその空間を体験・編集するというものです。

IAMASのメディア表現学研究プロジェクトの主催で、シンポジウム、演奏、展示、パフォーマンスなどを通して50年以上にわたる建物の記憶を記録します。

ゲストにはアーティスト・ユニット「記録係」や音楽家の蓮沼執太さん、羽島市出身の美術家水谷篤司さんなどを迎え、様々な切り口で楽しめるイベントになりそうです!

出入り自由ですので、お気軽に足をお運びください。


参加メンバー

ゲスト:記録係(玉木晶子、関真奈美)、小森雄一郎、蓮沼執太、松隈洋、水谷篤司
参加:桂川大、西村瑠海、水野茂朋、山田将生
IAMAS:五十川泰規、伊村靖子、長野櫻子、深尾望、松井茂、渡部早稀

 

ゲストプロフィール

記録係: 玉木晶子、関真奈美によるアーティスト・ユニット。「これで思い出せるね!」をキーワードに、作品や展覧会の核となる部分を抽出し、拡張することで記憶に残すパフォーマンスを展開してきた。展覧会の非公式な記録係として活躍している。「新しい洞窟ーもうひとつの岐阜おおがきビエンナーレ2017」(コ本や、2017年)、玉山拓郎、山本悠「ポリネシアンじゃだめですか?」(タリオンギャラリー、2018年)に参加。

小森雄一郎:1971年岐阜県各務原市生まれ。大学で建築を学んだ後、岐阜市役所に入庁。その後、都内の建築設計事務所を経て、現在、岐南町役場に在職。一級建築士。

蓮沼執太:音楽家。国内外でのコンサート公演をはじめ、映画、演劇、ダンス、CM楽曲、音楽プロデュースやリミックスなど、多数の音楽制作をする。環境音や電子音を用いたサウンドワーク、自らの歌唱を取り入れた音楽、タブラ奏者U-zhaanとのユニット、さらに「蓮沼執太フィル」を組織して大編成アンサンブルでの協働など、幅広い音楽活動を展開する。http://www.shutahasunuma.com/

松隈洋: 建築史家、京都工芸繊維大学教授。著書に『坂倉準三とはだれか』ほか多数。

水谷篤司: 美術家、羽島市出身。現在、沖縄/台湾を中心に活動している。
http://mizukanishi.wixsite.com/mysite

 


IAMASメディア表現学研究プロジェクト主催 羽島市勤労青少年ホームを記憶し記録する1日

会期:2019年3月30日(土)

会場:羽島市勤労青少年ホーム

住所:岐阜県羽島市竹鼻町86

電話:058-392-2368

開館時間:13:00~18:00

アクセス:名鉄羽島市役所前駅徒歩10分

URL:https://www.iamas.ac.jp/activity/20190330hashima

2019年03月22日作成
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