【THE GIFTS SHOP】「平塚香貴園」さんの「お茶のタブレット」新パッケージ発売&茶畑見学へ行ってきました!
青々とした木々の葉が美しく輝く新緑の季節。「美濃揖斐茶」「美濃白川茶」などで有名な岐阜県内のお茶の産地では、一年に一度の“新茶”のシーズンを迎えています。
岐阜のアンテナショップTHE GIFTS SHOPでは、県内各地でつくられた上質なお茶や、お茶を使ったさまざまな加工品を販売しています。中でも一風変わっているのが、大垣市上石津(かみいしづ)町にある「平塚香貴園」さんの「お茶のタブレット」シリーズ。
粉末状にした緑茶やほうじ茶を固形化したほんのり甘いタブレットで、隠れファンの多い人気商品。THE GIFTS SHOPでは、そんなお茶のタブレットのオリジナルパッケージを開発しました!
デスクに置くのにちょうどいい、手のひらサイズの缶のパッケージ。若い方に手に取っていただけるよう、英字をあしらったお洒落なデザインに仕上げました。味は「緑茶」「ほうじ茶」の2種類で、各フレーバーの香りや風味をイメージした鮮やかな色合いもポイントです。
摘みたての茶葉を丁寧に加工し、お茶本来の香りと風味が凝縮されたタブレット。まさに“食べるお茶”と言えるほど、お茶本来の風味や香りをそのまま楽しむことができます。
緑茶のタブレット/ほうじ茶のタブレット 各500円(税込)
高級品種「あさひ」の茶葉を原料とする「緑茶のタブレット」は、収穫前に覆いをかぶせる特別な手法で栽培された「かぶせ茶」を使用しており、お茶の深い旨みと甘みを楽しむことができます。上質な煎茶を焙煎してつくられた茶葉を使った「ほうじ茶のタブレット」は、口に入れるとほうじ茶ならではの豊かな香りが口いっぱいに広がります。
どちらの種類も、濃厚なお茶の味わいの中に優しい甘さが感じられ、仕事や勉強のリフレッシュにぴったりです!
●平塚香貴園さんの茶畑を訪問!
実は、お茶を固形化しそのまま食べるタブレットタイプのお茶というのは、全国を探しても他にはない商品。どのようにしてこの商品が生まれ、原料となる茶葉はどんな風につくられているのか…。「お茶のタブレット」の秘密を探るため、平塚香貴園さんを取材させていただきました!
東西を養老山地と鈴鹿山脈に挟まれた、大垣市の飛び地に位置する上石津町。まちの中心部から少し山に向かって登ったところに、平塚香貴園さんの茶畑はあります。
豊かな自然に囲まれた、150アールにも及ぶ広大な茶畑の風景は感動もの…!日当たりのよい斜面に位置するこの場所は、お茶の栽培に最適な環境なのだそう。
ここでお茶を生産しているのが、平塚一(はじめ)さん、眞由美さんご夫婦です。1958年に一さんのお父様が創業した茶園を2015年に引き継ぎ、二代目としては今年で8年目。茶畑から車で数分走ったところには加工場と直売所があり、基本的にはお二人だけで、茶葉の栽培から加工・販売までを一貫して行っています。
上石津町がある西濃地域では「美濃揖斐茶」が有名ですが、平塚さんが作っているのは地域のお茶「美濃上石津茶」。現在、上石津町でお茶の栽培を行なっているのはわずか2軒しかなく、生産量の限られたとても希少なお茶です。
「美濃上石津茶」の特徴は、赤土で栽培をしていること。水捌けのよい赤土と風通しのよい斜面、昼夜の寒暖差が大きい上石津町の自然環境はお茶の栽培にぴったりで、茶葉の美味しさを一層アップさせてくれるそう。定番の「やぶきた」や「あさひ」、「こまかげ」など、現在は5品種を栽培されています。
●「お茶のタブレット」誕生秘話
そんな美濃上石津茶の新鮮な茶葉を使用して作られている「お茶のタブレット」は、「若い人にも日本茶を飲んで欲しい」という思いから誕生した商品です。
「とにかく新しいことが好きなので、誰もやったことがないことをやってみたかったんです」と眞由美さん。粉末茶やティーバッグよりもさらに手軽にお茶を味わう方法を…と考え、“お茶を食べる”というアイデアに辿り着いたのだそう。
ただし、お茶の粉末を固形化させるには高い技術が必要で、販売までには約2年もの時間を要しました。茶葉だけでは固形化することができないため「つなぎ」を混ぜる必要があるのですが、できるだけシンプルな素材で、かつ美味しいタブレットに仕上げるため、お客さんや市役所の方にアンケートを取りながら、納得のいく味に仕上がるまで何度も試作を重ねたといいます。
2017年に開発がスタートし、試行錯誤を経て2019年に「緑茶のタブレット」が発売!
同年に6次産業化総合化事業計画の商品として認定を受け、2020年には第2弾となる「ほうじ茶のタブレット」「和紅茶のタブレット」が販売開始されました。
県内外の店舗へ積極的に販路を拡大したり、岐阜にゆかりのある武将にちなんだオリジナルパッケージを制作をしたりと、さまざまな工夫をしながら着実にファンを増やし、今ではリピーターをたくさん抱える人気商品となっています。
お茶のタブレットのほかにも、大垣市の桝(ます)メーカー・大橋量器さんとコラボレーションして商品を開発したり、現在も地元のメーカーとフレーバーティーを開発中だったりと、圧倒されるほどのチャレンジ精神とエネルギーに満ち溢れたお二人。
「美濃上石津茶」がさまざまな形で県内外へ広まっていくのがとっても楽しみです!
今回ご紹介した新パッケージの「緑茶のタブレット」「ほうじ茶のタブレット」は、THE GIFTS SHOPでご購入いただけますので、ぜひ店頭でお手に取ってみてください。
また、平塚香貴園さんの直売所では、テラスでのお茶の試飲や茶畑見学(予約の方のみ)も実施しています。美しい茶畑を眺めてからいただくお茶は、より一層美味しく感じられるはず…!気になる方は、ぜひ大垣市上石津町へも足を運んでみてくださいね!
(「お茶のタブレット」のパッケージデザインはさかだちブックスを運営する株式会社リトルクリエイティブセンターが担当させていただきました。)
平塚香貴園
住所:大垣市上石津町三ツ里355
営業時間:8:30~18:00(時間外でも対応可)
TEL:0584-45-2007
HP:https://hiratuka.jimdofree.com/
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THE GIFTS SHOP
住所:岐阜市橋本町1-10−1 アクティブG 2F
営業時間:10:00~19:00(奇数月第3火曜日はお休み、年末年始変動あり)
TEL:058-212-3255
WEBサイト:https://giftsshop.jp/
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