【イベントレポート】岐阜×沖縄 和傘トークセッション/岐阜ホール通信(16)
毎週多種多様なイベントを開催中の岐阜ホール。 今回は9月26日に開催されたかかみがはら暮らし委員会主催の岐阜と沖縄の伝統工芸トークセッションの様子をお届けします!
美濃和紙を使用した岐阜の伝統工芸「岐阜和傘」と沖縄の自然や文化をモチーフにしたデザインブランド「シマノネ」。
そんな二つの地域の伝統が重なった新しい和傘は、沖縄らしい陽気な柄に合わせて、まぶしい日差しを遮る日傘となりました。 この日の岐阜ホールはカラフルな和傘で彩られて、とても華やか。
今回ゲストにお呼びしたのは、 和傘を作り、売るのみならず、長和川流域から生まれた伝統産業の再生を目指した岐阜の「NPO法人ORGAN」理事長の蒲勇介さんと 沖縄の文化や沖縄の人の中に息づく無形の価値を、工芸品を通して伝える「ゆいまーる沖縄」代表の鈴木修司さん。
ただモノを作り販売するという目的ではなく、その内側に「地域再生」を掲げるお二人の想いのこもったトークに参加者の方々も真剣に耳を傾けます。
今回のコラボ和傘で特徴的なのがやはり、沖縄らしいビビッドな色と個性的な柄ではないでしょうか。
イベントの途中には、それぞれの柄が何をモチーフにしているのかを当てるクイズも開催。 写真では分かりにくいですが、こちらは何の柄でしょうか?
答えは、シーサーの目玉だそうです!
ゆいまーる沖縄さんのウェブサイトでは他の沖縄の自然や文化を表した柄も説明が書いてあり、それぞれのストーリーを知ることでより一層沖縄の柄に愛着が湧いてきます。
そんな沖縄の柄に対し、「岐阜には模様がないんです。」と蒲さん。
シンプルや無地を好み、色味も地味。提灯などに絵を描く習慣はあったが、柄や模様にはならない。それが岐阜の美なんだそうで、沖縄との違いがわかりやすくて面白い!
実は、岐阜ホールでの岐阜県×他県のコラボイベントは今回が初めてで、「他県を知ることで自分の県を改めて振り返る」と自分の県の新しい一面が見えてくるのだなと実感。 どちらの方がいい、どちらの方が劣っているという話ではなく、単純に違いを知ることで普通だと思っていたことが普通ではなくなる、そんな体験ができたイベントでした! 企画してくださったかかみがはら暮らし委員さん、登壇してくださった鈴木さん、蒲さん、河口さんありがとうございました!
\岐阜ホールでは、今回のようなイベントをどんどん開催していく予定です!/
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