ぎふメディアコスモス「シビックプライド講座 第3回 」が開催されました!

2020年12月19日に、みんなの森ぎふメディアコスモスで「シビックプライド講座 第3回 〜岐阜に足りないものは、デザイン?アート?それとも編集?〜」が開催されました!

※ 第1回のシビックプライド講座を紹介した記事はこちら
※ 第2回のシビックプライド講座を紹介した記事は

全5回のうち、3回目となった今回は、ぎふメディアコスモス総合プロデューサーの吉成信夫さんの進行のもと、有限会社りす代表で編集者の藤本智士さん、情報科学芸術大学院大学(IAMAS) 准教授の伊村靖子さん、Design Water 代表でデザイナーの鷲見栄児さんが登壇。

それぞれがこれまでに行ってきたことや考え方を紹介しながら、ぎふメディアコスモスのこれからの役割について意見を交わしました。

これまで、編集者として本や雑誌を作るだけでなく、秋田県などで深くまちづくりに関わり、“新しいふつう”を提案してきた藤本さんは、岐阜市は人口41万人の都市でありながら、これほど個人店が残っているところが大きな魅力ではないかと話しました。

IAMASでの准教授の仕事に就くにあたって、静岡から岐阜に移り住んだという伊村さんは、岐阜には “美しい水とおいしいお酒” のイメージがあると述べました。また、坂倉準三氏が設計を手がけた旧羽島市庁舎を例に挙げながら、公共の場所にごく自然にアートがあることの意義について語りました。

Design Water代表でデザイナーである鷲見さんは、一般的に建築、グラフィック、ウェブ、プロダクトなどに細分化されるデザイナーの仕事を、ジャンルにとらわれず、すべて手がけてきたと語りました。また、約10年前に主宰した「ギフレク」をはじめ、まちでつくるビルに今年オープンさせたパティスリー「川島」についてなど、自身が手がけたプロジェクトやデザインを振り返りながら、デザインの役割について持論を繰り広げました。

その後も、それぞれに視点が異なる3人のトークには、これからのぎふメディアコスモスが目指すべき方向や役割について、示唆に富むヒントが散りばめられ、事前予約で満席となった聴講者のみなさんも、とても興味深そうにメモを取りながら耳を傾けていました。

次回のシビックプライド講座は、2021年1月17日に開催されます。

テーマは「市民、住民の力で公共空間は変わる。広場としてのメディコス」。zoomでの参加もできますので、ご興味がある方はぜひご予約・ご参加ください!


シビックプライド講座 第4回
「市民、住民の力で公共空間は変わる。広場としてのメディコス」

開催日時:2021年1月17日(日)14:00〜16:00
会場:みんなの森ぎふメディアコスモス ドキドキテラス
定員:50名
参加費:無料
問い合わせ:みんなの森 ぎふメディアコスモス(TEL:058-265-4101)

出演者:
青木 純(㈱nest 代表取締役/㈱まめくらし 代表取締役)
名畑 恵(NPO法人まちの縁側育くみ隊 代表理事)
野尻 智周(NPO法人ぎふNPOセンター 事務局長)

イベントの案内はこちら

申込方法:
◇会場で観覧希望の方
Eメール(g-mediacosmos@city.gifu.gifu.jp)または電話(058-265-4101)、もしくは1F総合案内にお申込みください。

◇zoomで観覧希望の方
Eメール(g-mediacosmos@city.gifu.gifu.jp)にてお申込みください。
開催日が近づいたら上記のメールアドレスよりURL、ID、パスワードが届きます。 開催日当日にURLをクリックする、または、アプリを立ち上げてIDとパスワード等を入力すると観覧できます。

2021年01月06日作成
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