【イベントレポート】ブラトガシ番外編・東京後編/岐阜ホール通信(19)
学生時代、谷中エリアに住んでいた岐阜大学教授、富樫先生をお呼びし、 岐阜ホール周辺の谷中エリアを街歩きするイベント「ブラトガシ番外編」。
前回の記事はこちら!
【イベントレポート】ブラトガシ番外編・東京/岐阜ホール通信(18)
前回、街歩きの途中に偶然見つけたケーキ屋さんでシュークリームをいただき、
食べ歩きながら次は「谷中銀座」に向かいます。
岐阜ホールから徒歩15分くらいのところにある、とても高低差のあるこちらの階段。
夕方にこの階段に座って、谷中銀座方向を見ると綺麗な夕焼けが見えることから「夕やけだんだん」という名前がついており、映画やドラマのロケ地にもよく使われる場所です。
今では高層マンションで遮られてしまっていますが、その昔、ここから富士山が見えたのだそう。
その証拠に階段の一番上には冨士見ホテルがありました。(今は営業されていないようです。)
都内にいながら富士山が見られるのか、、富士山って本当に大きいんだなーとびっくり。
写真スポットにもなっているこの階段を下ると、目的地のひとつ商店街の「谷中銀座」へたどり着きます。
谷中銀座は、60店舗ほどの小さなお店たちが軒を連ねた一本道の商店街。食べ歩きやお土産を買う観光スポットとなっています。
ところで、東京の商店街はよく”○○銀座”という名前がついていることが多いのはなぜなのでしょう?
最初、銀座という単語が商店街という意味なのかなと勝手に思っていたさかだち編集部。
調べてみたら、「銀座」という言葉に商店街という意味は含んでおらず、その昔、銀の硬貨を作っていた場所に銀座という名前がついたのだそう。
そこから、人や物があつまって賑わうようにと験担ぎのように○○銀座という名前の商店街が増えていったんだそうです。 なるほど〜〜!
そして最後の目的地、富樫先生の母校でもある東京大学へ!
学生時代、遅くまで研究室にいて門が閉まった時はあの塀をよじ登って帰っていましたと富樫先生の学生時代のエピソードを聞きながら(笑)
キャンパス内へと向かいます。
どっしりとした立派なレンガの建物や、
突然森のような場所の中を抜けると池があったり(通称、三四郎池。夏目漱石の長編小説「三四郎」から)
東京大学の中だけの散策でも、その歴史的・文化的背景を聞きながら回れば1日が終わってしまいそうなくらい広大な敷地です。
東京大学の敷地をでてすぐに、弥生式土器発掘ゆかりの地という石碑が!
ここから土器が見つかったんですね。東京にいると、当たり前ですが、歴史の教科書でよく見た人やモノの名前、出来事の名前の由来になった場所に出会う機会が多いです。
弥生土器が見つかった地域の名前は「弥生」。
半日かけて谷中エリアをぐるっと一周したブラトガシツアー。(マップでだいたい調べたら約4km歩いてました…!)
最後に赤門の前で記念撮影。
初めての岐阜ホールを抜け出した屋外イベント「ブラトガシ」。
とても楽しく勉強ができ、かつ運動にもなり(笑)大満足です。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
富樫先生、岐阜からはるばる東京までお越しいただきありがとうございました!
\岐阜ホールでは、今回のようなイベントをどんどん開催していく予定です!/
岐阜ホールを使って、
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など、ご希望がございましたら以下のメールアドレスまでお気軽にご相談ください。
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住所:東京都台東区上野桜木1-4-5-2F
営業時間:13:00~19:00
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