【各務原】かかみがはら暮らし委員会トークセッションが開催されました!
2017年11月11日(土)に各務原イオンの2階にある「KAKAMIGAHARA OPEN CLASS」でかかみがはら暮らし委員会によるトークセッションが開催されました。
「マーケット日和LAB」と題したこのイベントは、11月3日行われた「マーケット日和」を企画運営としての立場から振り返り、これからの各務原について考える2時間。
今回登壇したのは左から「KAKAMIGAHARA STAND」の運営やイベントの企画を担当する戸髙翼さん、岐南町でセレクトショップ「長月」を営む尾関加奈子さん、美容院「duca」のオーナー長縄さん、柳ケ瀬商店街でかまぼこおにぎりの店「ティダティダ」を営む水野陽子さん、そしてさかだちブックスを運営するリトルクリエイティブセンターの今尾さんの5人です。
かかみがはら暮らし委員会は2016年8月にマーケット日和の運営をきっかけとして発足し、それぞれが本業の傍ら各務原の暮らしをより豊かにする活動をされています。
年々賑わいを増し、今年は3万人を超える来場者と200店舗以上もの出店者さんで、学びの森は朝から人で埋め尽くされるほどの大盛況ぶりでした。
実は出店者さんは400店舗以上の応募の中から尾関さん、水野さんを中心にコンセプトに合わせてセレクトされました。尾関さんは当日は会場を見て回っていたそうで「とにかくどこの出店者さんもクオリティが高かった!」と絶賛。
「入場者数を増やすことが目的ではないので、来年はもっと文化的なコンテンツを増やしていきたいです。」と意気込みを聞かせてくださいました。
水野さんは、出店する側の視点からマーケットの振り返りをしてくださいました。ティダティダとして数多くのイベントに出店されてきた水野さん曰く、実はマーケット日和は搬出入がとてもやりにくいイベントなのだそう。それでも出店したいという方がたくさん応募してくださったり、ご自身も気持ちよく出店できているのがありがたいことだといいます。
「マーケット日和をきっかけに学びの森に人が訪れて、それぞれの人が自分なりにいいなと思う風景や場所を見つけて行って欲しい。」と語るのは長縄さん。1日限り盛り上がって終わりというのではなく、各務原のいいところを知ってもらって、その後も学びの森に遊びにきてもらうことが大切だといいます。
より日常使いをしていただくために、今年の10月から始まった企画が「〇〇マルシェ」というイベント。毎回テーマを決めて、そのテーマにまつわる出店者さん10店舗ほどを集めた小さなマーケットです。出店者さんとテーマを限定することで、客層も絞るというイベントとしてはリスクの高い企画。でも、事前に出店者さんをHPで丁寧に紹介することで、届けたい層にターゲットを定めて届けることができました。
いいところがたくさん溢れている街もそれを知ってもらわないことには楽しむことができません。
そのきっかけづくりがかかみがはら暮らし委員会のひとつの役割であることが伝わってきました。
こうしたマーケットイベントではゴミ問題やお客さんのマナー問題がつきもの。でも、今年のマーケット日和では終了後の清掃でほとんどゴミがでなかったことからお客さんのマナーがとてもよかったのだそうです。当日のマップは捨てられてしまうことがそのようなことはほとんどなかったといいます。
マップの制作をはじめ、案内板などのデザインを担当したリトルクリエイティブセンターの今尾さんからはロゴマークに込められた想いが語られました。
ロゴ、デザインはなんと1年間かけて会議を重ねて誕生したもの。
「文化をつくる。育てる」ために行われている「マーケット日和」は、開催日である11月3日(文化の日)の“11月3日”をそのままモチーフにしました。ちなみに「11」と「3」は「M」と「B」にかかっているそうですが、あまり気づかれていません。笑
期待の若手として注目の戸髙くんはこの春から暮らし委員会に入りましたが、そもそも他のメンバーがなぜマーケット日和の運営や暮らし委員会としての活動を始めたのかが気になっていたといいます。
「メンバーはみんな各務原への愛着が人一倍強かったり、まちづくりに使命感を覚えていたり、そういう確固たるものがあるのかと思っていたら、そうでもなさそうなんですよね(笑)。」と戸髙くん。
例えば、尾関さんはもともとは出店者側。出店するならかっこいいイベントにしたい!ということで企画運営に携わることになったのだとか。でも出店にはあまり慣れていなかったため、出店慣れしているティダティダの水野さんを誘い、さらに水野さんがリトルの今尾さんに声を掛け……というようにして初期メンバーが立ち上がりました。現在はボランティアスタッフの方など、さまざまなかたちでかかみがはら暮らし委員会に関わる方が増えています。
これからはマーケット日和だけでなく、学びの森を使った結婚式やキャンプイベントなども開催していきたいというメンバーのみなさん。
次は各務原にどんな楽しいことを仕掛けてくれるのか、今後の動きに目が離せません!
マーケット日和LAB かかみがはら暮らし委員会トークセッション
日 時:2017年11月11日(土) 15時〜17時
場 所:KAKAMIGAHARA OPEN CKASS イオンモール各務原2階(各務原市那加萱場町3-8)
U R L:http://www.city.kakamigahara.lg.jp/4906/21792/021796.html
問合せ:058-383-7242 各務原市広報課シティプロモーション係
かかみがはら暮らし委員会
U R L:http://mktbiyori.com/
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