「TOFU magazine 34」できました!
さかだちブックスを運営するリトルクリエイティブセンターが “岐阜と東京をつなぐカルチャーマガジン”として発行するフリーペーパー「TOFU magazine(トーフマガジン)」。2023年は最後となる34号を発行しました!
すっかり寒くなった冬にぴったりのあったか、焼きたてのお団子が表紙です!
見るからに美味しそうなこのお団子は、輪之内町にある木育施設「森のわくわくの庭」内にある「conco8(コンコヤ)」さんのみだらし、きなこ、あんこの3種類。
conco8を営む森島冬樹さん(お名前も今の季節にぴったり…!)は、10代の頃までは自分が生まれ育った輪之内町を、周りの大人たちが口々に“何にもない、田舎”だと言うのと同様に、何もないまちだと思っていたんだそう。ところが、20代のときにワーキングホリデーで訪れたニュージーランドで出会った近所のおじいちゃんに「このまちは小さいけれど、なんでもある。だから私はここで暮らしているんだよ。あなたも、自分のまちのことをもっとよく見なさい」と言われた言葉が心に残り、自分の故郷の輪之内町を見つめ直すきっかけになったといいます。
そして森島さんは、他業種の飲食店を展開する会社に7年勤めた後、輪之内町で米粉クレープの移動販売車「ティアレ」をスタートし、キッチンカー仲間とイベント企画運営を行う「フードポーターズ」を立ち上げたり、お団子屋を始めたり。実は岐阜市や笠松町で開催されたクラフトビールのイベントも森島さんが発起人であり、企画運営をしています。そのほかにも猟師の一面を持っていたりと話題は尽きず、とにかく“まちを面白くしたい”という熱い想いがひしひしと伝わってくる楽しい取材となりました。
元来が凝り性という森島さんが「どうしたら美味しいお団子が作れるのか」と、1年以上試作を重ねて完成させたお団子と、特注のかまどで炊くあんこ。どちらも本当に美味しくて、お団子の概念が変わりました。お団子を白玉に見立てて、あんことアイスを添え、香り高いコーヒーをかけていただく「コーヒーぜんざい」も絶品。ぜひ、みなさんも輪之内町まで出掛けて、できたてのお団子を味わってみてくださいね!
《東京−岐阜》のテーマは「クラフトワイン 」。東京は小さなワイナリー「葡蔵人〜BookRoad〜」さん、岐阜は長良川右岸の住宅地の中にある「長良天然ワイン醸造」さんを取材させていただいています。その土地に根付き、造り手の思いがこもったクラフトワインの魅力に気付かされました。長良天然ワイン醸造さんのワインは「THE GIFTS SHOP」や「岐阜トーキョー」でも販売させていただいていますので、そのまっすぐな美味しさを味わってみていただけたらと思います。
そして、「さかだち編集部」はリトルクリエイティブセンターの2023年8大ニュースを、「岐阜トーキョーニュース」は岐阜の地酒とおつまみで“ちょい呑み”を紹介しています!
TOFU magazine 34号は随時配布していきますので、見かけた方はぜひ手にとってお読みくださいね!また、 TOFU magazineの Instagram もゆるやかに更新していますので、よろしければご覧ください。
【TOFU magazineの入手方法】
「TOFU magazine」は、東京や岐阜を中心とした配布店舗にて入手いただけます。もちろん、東京・銀座の岐阜トーキョー、JR岐阜駅隣接のTHE GIFTS SHOP、やながせ倉庫団地などでも入手いただけます。
また、「岐阜トーキョー ONLINE STORE」では最新号からバックナンバーまで、送料のみでご購入いただますので、ぜひご利用ください!
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