【多治見市】タネヲマク/岐阜ランチ
瑞浪市から多治見市へと引っ越して、2021年3月にリニューアルオープンした「タネヲマク」さんは、南インドの定食にあたる「ミールス」など、ちょっと珍しい“創作インドめし”が味わえるお店です。
美濃焼のうつわを扱うお店やアンティーク雑貨のお店、飲食店などが軒を連ねる「本町オリベストリート」からほど近くの場所にあり、趣のある古い建物を改装しているので、外観からは南インドカレーが楽しめるお店には見えません…。
でも、入り口にこんな看板を発見。「ミールスが用意できていますよ!」という意味ですが、英語の上には南インドで使われているタミル語も書かれていて、すでに現地の食堂のような感じにワクワクします!
店内に入ると、ますます異国情緒たっぷり!淡いパープルに塗られた壁に、真っ白な床、キャッチーな丸いパイプ椅子。フローリングのフロアは一転して東南アジアのリゾート地のコテージような印象も。
窓辺には落ち着いた雰囲気のテーブル席が2つあります。
ランチメニューは「ベジミールス(南インドの野菜カレー定食)」のみですが、日替わりの「ノンベジトッピング(肉や魚のおかず)」を追加することができます。
店主の増田さんが一人で切り盛りしていることもあり、注文や支払い、受け取り、食器の返却などはすべてセルフサービスになっていますが、それも南インドの定食屋さんっぽくて楽しいんです!
ということで、早速、お店の中央にあるカウンターで注文とお支払いを済ませます。
「本日のノンベジ」はチキントック(手羽元のカレー)と、かつおピックル(スパイスオイル漬け)。両方追加したいところですが…迷いつつも今回は1つに絞ります!
そしてこちらが、南インドで定番の定食「ミールス」です!ごはんの上にはダル(豆のカレー)がかかっていて、周りにヨーグルト、ラッサム(酸味と辛みのあるスープ)、サンバル(野菜のカレースープ)、追加したチキントック(ほろほろでスパイシー!)が並んでいます。ポテトとビーツと人参のおかず、レモンのピックル、薄いおせんべいのようなパパドも付いていて、とにかく盛りだくさん!
ミールスは最初はどうやって食べたらいいのか迷いますが、店主の増田さん曰く「まずはスープやおかずをそれぞれごはんと一緒に食べていただいて、徐々にいろんな組み合わせを楽しんでもらって、最後は好きなように思い切っていろいろ混ぜながら味の変化を楽しむのがおすすめです!」とのこと。
辛み、甘み、酸味、苦み、塩味…。夢中になっていろんな味を楽しんでいるうちに、気付くと完食していました。そして、お腹はいっぱいですが「もっと食べていたいし、明日も食べたい…!」と思ったのでした。
タネヲマクさんでは、不定期でビリヤニ(肉や野菜をスパイスと一緒に炊き込んだごはん)がメニューに登場することもあります。お店のSNSをチェックして、ぜひ、南インドの定食屋さんのような本格ミールスやビリヤニを味わってみてくださいね!
タネヲマク
住所:多治見市小路町3
営業時間:11:30〜16:00(LO15:00)
定休日:不定休 ※Instagramなどで事前にご確認ください
Instagram:@tanecurry
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