【岐阜市】10/19・20 劇団はぐるま「霜夜に紡ぐ~美濃国郡上凌霜隊ものがたり~」上演!
2024年10月19日(土)、20日(日)に岐阜市文化センター小劇場で、「劇団はぐるま」さんによる幕末動乱ミュージカル「霜夜に紡ぐ~美濃国郡上凌霜隊ものがたり~」の公演が行われます!
《「霜夜に紡ぐ」あらすじ》
幕末から明治へ。国を二分する動乱の中、美濃国郡上藩の生き残りをかけた戦いがはじまる
郡上藩主青山家は代々徳川家に仕えてきた譜代大名の名門である。
徳川家を支えてきた誇りを捨てても、生き残りにかけるのか?苦悩する藩士たち。
六代目藩主ユキシゲは蘭学を学び、民のために医学所をつくろうとしていた。
側用人として十九の歳より仕えるハヤミは、世界に目を向けるユキシゲを心から尊敬していた。
戊辰戦争で幕府軍が敗れると、ユキシゲ亡き後、藩主となった十四歳のミネノスケは、朝廷へ参内し恭順を示すことになる。ハヤミは反対するが、藩を守るためにはそうするほかないのだった。
江戸の藩邸にいる郡上藩士たちは、幕府を武力でつぶそうとする討幕派のやり方にどうしても納得がいかない。進軍してくる新政府軍をもはや黙ってやりすごすわけにはいかなかった。
そして、十七歳のモキチを隊長に、凌霜隊(りょうそうたい)が結成される。
ー心に抱いた信念は、風に揺れながらも強く、霜を凌ぐ力さえ持っている。
凌霜隊の面々はハヤミと合流し、新政府軍と戦いながら、会津若松城へと向かうのだった。
会津藩白虎隊と共に戦うために。
岐阜生まれ、「幕末動乱ミュージカル」をごらんあれ!
幕末から明治。薩長新政府軍と旧幕府軍とが激突し、幾多の血が流された戊辰戦争が始まった。日本を二分した、その戦いのさなか、美濃の国郡上藩江戸屋敷から、会津へと旧幕府支援に向かい、新選組や白虎隊とともに、薩長新政府と戦った、「郡上凌霜隊(りょうそうたい)」の事を、知るものは少ない。
勝者の歴史の影に埋もれた、この「郡上凌霜隊」の江戸藩邸から会津までの戦いの旅を描く幕末動乱ミュージカル。
唄、民謡、詩吟、踊り、ダンス、殺陣、いわゆるチャンバラ、そして芝居と、和と洋がいり混じった時代を反映して 盛りだくさんの舞台となった。凌霜隊や侍だけでなく、とりまくさまざまな人々、、郡上で蚕を育てる娘たち、会津で戦をささえる屈強で明るい女性たち、にぎやかな江戸の町人など、さまざまな「その時代を生きた人々」の「喜びや悲しみ」をオリジナルな音楽に乗せて、生き生きと浮かびあがらせ、笑いや涙を誘う。舞台で、かわら版屋もさけんでいる。
「さあ、さあ、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい。見なきゃ損だよこの舞台。国民文化祭開催の岐阜で生まれた、岐阜の舞台。ぜひ、ごらんあれ!」
プロデューサー・演出 なみ悟朗(劇団はぐるま)
***
1954年に劇作家のこばやしひろしさんを中心として創設され、岐阜で地域に根づいた劇団として60年以上にわたり、たくさんの芝居を創ってきた「劇団はぐるま」さん。現在は、20代から80代まで幅広い年代の約30人の劇団員が活動しています。
さらに今回は合同公演ということで集まった岐阜の役者さん、厳しいオーディションを経て参加している県民・市民のみなさんとともに力を合わせて舞台を創り上げています。10月の上演に向け、人でいっぱいの劇団はぐるまの稽古場で、日々汗だくになりながら、殺陣の稽古や練習を積んでいる真っ最中とのこと!
ぜひ、10月19日・20日には、岐阜・郡上に動乱の幕末に実在した「郡上凌霜隊」をテーマに描かれた群像劇の迫真の芝居やダンス、殺陣など見どころが詰まった舞台を観劇してみてくださいね!
第39回国民文化祭 第24回全国障害者芸術・文化祭
「清流の国ぎふ」文化祭2024 演劇の祭典 合同公演
霜夜に紡ぐ~美濃国郡上凌霜隊ものがたり~
公演日時:2024年10月19日(土)18:30~、10月20 日(日)10:00~、14:00~ ※上演時間は約2時間30分 ※開場・受付は開演の30分前から開始
会場:岐阜市文化センター 小劇場
料金:一般 2,500円、高校生以下 1,000円(未就学児の入場は不可)※全席自由席
脚本:いずみ凜
プロデュース・演出:なみ悟朗
WEBサイト:劇団はぐるま https://www.gekidanhaguruma.com/
さかだちブックスをフォローする