【岐阜市】しゃぶしゃぶ「燦別邸 岐阜店」

ある夜、「たまにはちょっと贅沢にしゃぶしゃぶがたべたい!」と岐阜市の“岐阜町エリア”にある「燦(さん)別邸 岐阜店」さんに出かけました!

「燦別邸」さんは、沖縄に本店があるしゃぶしゃぶやすき焼きのお店。岐阜で社長業に携わるオーナーさん2人が、沖縄本店で味わった豚しゃぶに感銘を受け、地元の岐阜にもこの美味しさを広めたいと2024年4月にオープンしました。

古民家を改築した店内は、趣たっぷり。奥に細長い造りになっていて、4席ある広めの座敷席のほか、個室もあります。さらに広々とした離れもあって、こちらはテーブル席がいくつかありました。沖縄の民族衣装「琉装」が飾られていたり、それぞれの部屋に「那覇」「石垣」といった沖縄の地名がついていたりと、随所に沖縄っぽさが感じられます!

そんな中で、今回案内してもらったのは座敷の個室。ライトアップされた庭園を眺めながら食事ができる、なんとも優雅な空間です!

メニューは、しゃぶしゃぶやすき焼きのコースに、海ぶどうや島らっきょう、ラフテーといった単品の沖縄料理が揃います。しゃぶしゃぶの「あぐー豚」はベーシックなものと、パイナップル粉末を食べて育った「パイナップルあぐー豚」、希少な「純血100%燦あぐー豚」から選べ、すき焼きは「パイナップルあぐー豚」、「純血100%燦あぐー豚」、国産和牛から選べます。

どれにしようか迷いますが、ここは一番人気の「パイナップルあぐー豚 もずくレタしゃぶ」をオーダー!

パイナップルあぐー豚 もずくレタしゃぶ(1人前 5,390円)(写真は2人前)

少しだけ待つと、あぐー豚のピンク色がなんとも美しい「パイナップルあぐー豚 もずくレタしゃぶ」のセットが目の前に…!あぐー豚は肩ロースと三枚肉から選べますが、今回は2種類を半分ずつ注文!そのほかレタスなどの野菜や薬味、島豆腐、もずくといった沖縄を感じる具材が並びます。

出汁が入った鍋が沸いたら、まずは火が通りにくいニンジンと島豆腐を入れ、少し経ったら残りの野菜やキクラゲを入れます。もずくはさっと火を通すだけでOK!

ちなみにこちらの透明な鍋は、沖縄で作られた「水晶鍋」。アクが出ず、水晶から放射された遠赤外線で肉の臭みが取れるため、お肉が柔らかく、口当たりが良くなるんだそう!

グツグツしてきたら、いよいよあぐー豚を投入!あっという間に火が通ってお肉の色が変わったら、完成です!

まずは、お肉そのものの美味しさを堪能するため、沖縄生まれの「屋我地島の塩」でいただきます!肩ロースはややさっぱりとした味わいで、三枚肉は肉の旨みが濃厚!どちらもとっても柔らかく、塩に引き立てられた肉の甘みが口いっぱいに広がります…!

ちなみに、あぐー豚とは沖縄に古来から生息する在来種といわれる黒豚「アグー豚」の血統が50%以上のブランド豚で、とても希少な品種です。

今度は、他の具材といっしょに自家製のシークヮーサーぽん酢でいただきます!爽やかなポン酢に付けると、あぐー豚がまた違う味わいに。特に、濃厚な三枚肉とポン酢の酸味の相性が絶妙でした!クタっとしたレタスや、出汁がしみこんだ島豆腐、歯応えが楽しいキクラゲ、つるっとしたもずく…どれも上品で滋味深く、しみじみと味わってしまいます。

これだけでも十分満足ですが、鍋料理はやっぱり締めも欠かせません!沖縄そばと雑炊から選べますが、ここはやはり沖縄そばを!

コシのある太めの麺に、あぐー豚や野菜の旨みがしっかり出たスープがよく絡んで、おいしい!贅沢なしゃぶしゃぶの締めくくりにふさわしい、シンプルだけど深みのある味わいでした。

特別な日の食事や、たまにはリッチなしゃぶしゃぶやすき焼きが食べたい!という時にぴったりな「燦別邸 岐阜店」さん。ぜひみなさんも利用してみてくださいね!


燦別邸 岐阜店

住所:岐阜市靱屋町43

営業時間:17:00〜22:00(LO 21:30)

定休日:月曜

TEL:058-216-5253

Instagram:@sanbettei.gifu

2025年12月10日作成
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