【海津市】南濃みかんジュース

岐阜県海津市の農家で作られている特産品「南濃みかん」の美味しさをそのまま閉じ込めた Naturale さんの「南濃みかんジュース」。その美味しさの秘密について、南濃みかん農家の宇佐美伝(つたう)さんと製造を担当している Naturale の西川崇さんにお話を伺ってきました。


元々、海津市の南濃地域では明治10年頃からみかんづくりがはじまったそうです。山の斜面による日当たりの良さと適度な土砂によって排水が良好なところがみかんの栽培に適しているとのこと。

今回お話を伺った宇佐美さんは、みかん農家歴がなんと50年以上…!生産だけでなく、地元の小中学生に向けた摘果・収穫体験の開催や、学校の外部講師もされているそうです。
20〜30年ほど前は “ 酸っぱいみかん ” とも言われていたそうですが、現在の南濃みかんは糖度が高く、他の地域から視察が来るほど立派な産地になっているとのこと。生産者さんの長年の努力が伺えます。

農園を訪れた9月上旬は、青いみかんの実がたわわと実っていました。今年は猛暑により、少し葉が丸まるなどの影響がありますが、無事に実がなり始めているそうです。

「南濃みかんを収穫して、その場で絞ってそのまま飲んだ味が忘れられなくて…。」と話してくださったのは、南濃みかんジュースの製造を手がけるNaturaleの西川さん。「その味を再現するために、手作業で一つひとつ皮を剥いたみかんの実の部分だけを絞ってジュースを作っているんです」。

甘酸っぱい純粋なみかんらしさが人気の「南濃みかんジュース」。絞った果肉もたっぷりと入っていて、フレッシュで雑味がないジューシーさを存分に堪能することができます。まさに、手作業で皮を剥くというこだわりがあるからこその味わい。もちろん、添加物や保存料、砂糖は不使用。正真正銘の南濃みかん100%のジュースです。

また、ジュースのパッケージはオリジナルラベルのほかに、海津っ子(岐阜県海津市の子どもたちの呼称)がデザインをした個性豊かなラベルも展開しています。中学校の総合学習の中で、みかん狩りやデザイン学習などの地域貢献に関する活動を学んでもらい、その一環としてラベルも手掛けてもらっていて、現在、海津っ子オリジナルラベルは250種類(!)ほどとのこと。

温暖化による気候の変化や生産者の高齢化により、徐々に南濃みかんの生産量は減ってきていると語る宇佐美さん。「たくさんの方に買ってもらえると、生産者として励みになります」。
生産者さんと製造業者さんの手間と愛情が込められた「南濃みかんジュース」。海津市の道の駅「クレール平田」で購入したり、クレール平田内にある西川さんが手がける「KAIJU CAFE」で楽しむことができます。
またこちらの商品は、岐阜トーキョーでも販売していますので、首都圏の方はぜひ店頭で手にとってみてくださいね!カフェメニューでも展開していますので、TAKE OUTしてお散歩のお供にするのもおすすめですよ。
岐阜トーキョー
住所:東京都千代田区内幸町1丁目7−1 日比谷OKUROJI H03
TEL:03-5834-8046
営業時間:11:00〜20:00
定休日:無休(年末年始を除く)※臨時休業あり
Instagram:@gifutokyo_shop
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