【本巣市】市制20周年記念「樽見鉄道ラッピングWS 愛称とキャッチコピーを考えよう」が開催されました!
岐阜県本巣市は2024年2月に市制20周年を迎えます。本巣市では20周年を記念して、市内を走るローカル鉄道「樽見鉄道」のラッピングデザインを考えるワークショップを2023年9月にスタートしました。
第1回のワークショップでは、岐阜工業高等専門学校の美術部が車両の内装デザイン案を制作。10月10日に開催された第2回のワークショップでは、その内装デザイン案をもとに、本巣松陽高校の2年生がラッピング車両の「愛称」と「キャッチコピー」を考えました!
▶️第1回のワークショップの記事はこちら
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ワークショップには、本巣松陽高校の2年生が全員参加。人数が多いため、6つのクラスがそれぞれアイデアを出し合い、各クラスごとにまとめた6つの「愛称」と「キャッチコピー」の中から、全校生徒へのアンケートで最終的に一つに決定するという流れでワークショップを行いました。
まず、冒頭は岐阜高専の美術部のみなさんのアイディアをもとに制作した内装デザイン案の発表!壁面には本巣市が誇る「淡墨桜(うすずみざくら)」を大きくあしらい、天井には市制20周年を祝うように20個の星が瞬きます。乗客はまるで夜景のなかにいるような気分に。デザインはこれから細かく調整していくので、お披露目までお楽しみに!
このデザイン案から受けたインスピレーションをもとに、まずは一人一人が思いつくキーワードを付箋に書き出していきます。通学に樽見鉄道を利用している生徒さんもちらほら。実際の車両をイメージしながら、どんな愛称やキャッチコピーをつけると、よりラッピング車両が市民にPRできるかを考えます。
一通りアイディアを出し切ったら、クラスごとに案を一つに絞るために、ホワイトボードに付箋を貼り出し、その中から最も相応しい案を話し合いながら決めていきます。「幅広い市民への馴染みやすさ」「愛称の呼びやすさ」「20周年を祝福し、未来を感じさせる言葉」などさまざまな角度から案を検討。
最後に各クラスの代表者が、全員の前で発表をしました!
「樽見鉄道」をだれでも呼びやすい響きにアレンジした案や、これから20年先の未来に向けて希望を感じさせる案など個性豊かな6案が出揃いました。
今後、6つの案を踏まえて愛称とキャッチコピーを決定し、3回目となる次回のワークショップでは、決定した愛称とキャッチコピーをもとに、再び岐阜高専の美術部のみなさんが、車両のヘッドマークのデザイン案を考えます!
ラッピング車両は、来年2月の市制20周年に向けて運行開始する予定です。今後もさかだちブックスではラッピングデザインの制作過程をレポートしていきますので、ぜひ完成を楽しみにしてくださいね!
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