こよみのよぶね2018始動!
岐阜では1年でもっとも夜が長い冬至の日に「こよみのよぶね」が開催されます。
「こよみのよぶね」は長良川に1〜12の数字と干支をかたどった行灯を掲げた鵜飼舟を浮かべ、過ぎ行く1年に思いを馳せるイベント。
毎年、その幻想的な風景が訪れる人々を魅了します。
昨年の様子はこちら 【岐阜】過ぎ行く1年に思いを馳せる。岐阜の冬の新風物詩、こよみのよぶね。
先日、今年のこよみの第一回目の会議が開催され、半年後の本番に向けて準備が始まりました!
プロジェクトを率いるのは、岐阜を代表するアーティストの日比野克彦さん。
こよみのよぶねの行灯は、日比野さんのアドバイスのもと、数字ごとに県民が制作チームを組んでデザインを考え手作りしています。
さかだちブックスも毎年「やながせ倉庫」チームとして参加させていただいており、今年も昨年に引き続き「12」の行灯の制作を担当することが決まりました!
この日は顔合わせということで、各チームの自己紹介をしたあと、それぞれのチームの行灯のデザイン案を発表。
日比野さんからアドバイスやコメントをいただき、実際にかたちにしていきます。
それぞれにストーリーがあり、今から完成が楽しみです!
例えば、「5」を担当する夜空カフェチームは「子どもの日」にちなんで、鯉のぼりをモチーフにしたデザインに。こいのぼりの柄はイベントのお客さんと一緒に描く予定だそうです。
「8」を担当するのは森林文化アカデミーさん。
毎年細かなデザインを森林文化アカデミーならではの技術で見事かたちにしています。
今年は和傘と美濃和紙を組み合わせた岐阜らしいアイディア。模型の細かさに、他チームもびっくり!
「1の行灯とデザインがかぶっているから、“イチかバチか”だな(笑)!」と日比野さん。
同じものをモチーフにした作品にどんな個性が見えるのか楽しみです。
これから半年後の本番にむけて、各チームがそれぞれ少しずつ制作に取り掛かります。
さかだちブックスでも担当する「12」の行灯を中心に制作の様子をお届けしていきます。
2018年も折り返し地点。こよみのよぶね本番に思いを馳せるみなさんの1年が素敵な時間でありますように……!
こよみのよぶね2018
冬至の日に、長良川に浮かぶ“月”を表す1〜12までの数字と干支の行灯を見ながら1年を振り返るイベント。
当日までの間に、制作ワークショップを開催するチームもあり、どなたでも気軽に参加できます。
開催日:2017年12月22日(土)
開催場所:長良川鵜飼乗船所から鵜飼ミュージアム辺りの長良川
開催時間:16:00〜21:00
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