新しい本の出版会議②/藤央敦己
前回大変盛り上がった新しい本の出版会議、
この日は柳ケ瀬商店街にある「あい愛ステーション」で会議をしました。
沢山の資料をかかえた藤央編集長がニコニコと登場。
席について、はじめようとした時、やながせ倉庫の上田さんがひょっこり現れました。
上田さん「よお!やってるね!」
編集長「あら、こんにちは!」
安田「もしや、上田さんも参加されますか?」
上田さん「今から『てくてく』の印刷だから、少しだけ覗きにきたんだ。」
安田「そうなんですか、残念ですー。」
上田さん「えっー、あすかちゃんがそこまで言うなら、参加しよっかな(笑)」
今尾「上田さん、早く行ってください(笑)」
そんな、どうでもいいやり取りをした後、会議が始まりました。
安田「会議前に資料を送ってくださりありがとうございました!」
今尾「目を通したんですが、アンモナイトって奥が深そうですね。」
編集長「そうなの、また色々持って来たんだけど、例えばこの本。」
安田「アンモナイトのみの特集の本ですか!」
編集長「アンモナイトっていっても一概に同じではなくってね、大小や形とか、色んな種類があるの。」
今尾「色々な貝がありますね!」
編集長「だから貝じゃないって!(笑)」
今尾「あれっ?(笑)違いましたっけ?」
編集長「違うよー!前回も言ったじゃん!(笑)ちなみにプテラノドンは実は恐竜じゃないのよ。」
今尾「えっ!!そうなんですか!あの、翼のやつですよね?えーと、なんですかね…サカナですか?(笑)」
編集長「サカナな訳ないじゃん!(笑)プテラノドンは“恐竜”じゃなくて“翼竜《よくりゅう》”っていうのよ。」
今尾「へえー!ティラノサウルスとかと比べても恐くなさそうですもんね(笑)」
編集長「恐いから恐竜っていうのも違うんだけど…。(笑)」
安田「そういえば、柳ケ瀬ジュラシックアーケードの時もこうやって藤田さんから教えて頂いてたので、イベントの当日は恐竜の説明がしやすかったです。」
編集長「学者じゃないから、そこまで詳しくないけど、そうやって興味をもってもらえると嬉しいな!他にはね、ブラキオサウルスは…」
今尾「はいはい!」
安田「本題にもどりましょう(笑)」
今尾「あっ(笑)」
編集長「ごめんごめん(笑)。でも、この本もそうやって興味がわくものになったら嬉しいね!」
安田「だいたいのページ数とか、雰囲気を決めていきたいんですけど…」
編集長「お送りした資料が、今回取り上げたい内容かなぁって考えてるよ。」
安田「ありがとうございます!ここから内容を詰めていきましょう!」
編集長「そうだね、ページ数とか、予算に関しては今尾くんにお任せするので(笑)」
今尾「そうですね、頑張ります。」
編集長「あとは雰囲気。色々話したから、大筋はみんなで共有できてるよね!」
安田「そうですね。あとは受け手にどう感じてもらえるようにするかっていうイメージですよね。」
編集長「それこそ、今尾くん!デザイナーの腕の見せどころね。(笑)」
今尾「あれ、全部じゃないですか!(笑)」
安田「大丈夫、そんなことないよ。(笑)」
編集長「私は、内容とか記事とか決めたので、これに関わる調査に行ったり裏付けをとったりしてくるね。」
安田「私は全体的なスケジュールや見通し立てるのをやりますね!」
今尾「そっか、それなら僕も頑張ります。」
安田「えっと、では次回までにレイアウトなどを今尾さん、予算、ページ数なども…今尾さんに作ってもらって(笑)それを見ながらまた会議という事で!」
今尾「やっぱり僕だけ多くないですかっ!?(笑)」
藤田「隣の芝は青く見えるのよ(笑)」
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