【東京・銀座】月光荘画材店
東京の銀座に1917年から愛され続ける画材店、月光荘さんがあります。
月光荘さんは絵の具や絵筆、パレット、スケッチブックなどをオリジナルで製造販売してるお店です。
もともと銀座の違う場所にあったのですが、数年前に今の場所に引っ越しをされました。
もともと、月光荘の創業者に宛てて歌人の与謝野晶子が、
「大空に月の中より君来しや
ひるも光りぬ 夜も光りぬ」
と詠んで名付けたのが月光荘の店名の由来だそうです。
そして、月光荘さんといえばホルンのマークが印象的です。
このホルンは「友を呼ぶホルン」と呼ばれており、
“音を奏でて多くの仲間が集まって欲しい”という願いが込め
なんだか素敵な音色が聴こえてきそうな店内に早速入店。
1階と地下1階にお店があり、地下では個展が出来るギャラリースペースがあります。
1階の店内。
奥はスケッチブック、手前に絵の具が壁一面に並んでいます。
日頃絵を描く人でなくても、手にとってみたくなるような空間です。
こちらは月光荘のオリジナルの絵の具です。
特に有名なのがコバルト・バイオレット・ピンクという色。こちらのお店では“月光ピンク”といわれています。
この月光荘ピンクは、1971年の世界絵の具コンクールで1位を受賞、ル・モンド紙に「フランス以外の国で生まれた奇跡」と評価を受けたそうです。(HP参照)
地下1階では個展が出来るギャラリーの他、カフェも併設されています。
ゆっくりと店内を満喫することも出来ます。
作家さんのポストカードも販売していました。これはすごい数!
2017年で100年目を迎える月光荘さん。ぜひ、これからも続いてほしいなと思います。
月光荘の商品はここの店舗ではもちろん、全国の雑貨屋でも取り扱われています。
岐阜では「アラスカ文具店」でもスケッチブックや便箋など取り扱っていますので、
ぜひ岐阜にお越しの際は行ってみてください。
月光荘画材店
住所:〒104-0061東京都中央区銀座8-7-2永寿ビル1F・B1F
営業:11時から19時
定休日:水曜日
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