【長野】珈琲倶楽部 寛(ひろ)
これまで松本のおすすめスポットをいくつかご紹介してきましたが、今回は昨年善光寺の7年に1度の御開帳が話題となった長野市のお店をご紹介します。
長野駅から徒歩5分ほど、蔵造りの建物の2階の「珈琲倶楽部 寛」
友人に勧められ、以前から気になっていたこのお店に行ってきました!
外階段を上り、扉を開けるとまず目に飛び込んでくるのが、たくさんの水槽!
そう、ここはアクアリウムカフェ。水槽を泳ぐ魚を眺めながらお茶を楽しめるカフェなのです。
駅前にありながら、一歩店内に足を踏み入れると、静かな時がゆっくりと流れています。
アンティーク調の家具が純喫茶の落ち着いた雰囲気を醸しながらも、緊張感はほどよく、気さくなマスターとかわいいお魚たちが、店名のとおり寛ぎの空間をつくります。
9種類ものこだわりのコーヒーを中心としたメニュー。
カップはマスターの後ろにずらりとお行儀よく並ぶコレクションのなかから好きなものを選ぶことができます。
ん~迷う!!
お気に入りのカップを決めておくもよし、毎回気分を変えるもよし。
こんなにたくさんの中から選べるなんて贅沢です。
自分の選んだカップがカウンターに並び、そこにマスターが丁寧にコーヒーを淹れるのを眺めながら待つと、より一層美味しく感じられるような気がしてきます。
炭火焙煎のコーヒーはこくがあるのが特徴ですが、一方でしつこくなる心配があるそうです。寛では炭火焙煎のしつこさをなくすために、粗挽きの豆を通常の2倍の量を使い、一気に素早くおとします。
この喫茶店が大のお気に入りで、30分でも時間が空けば立ち寄るという常連の彼女は、純白のカップでジャバロブスター(750円)を。あっさりと飲みやすいけれど、香ばしい香りが漂います。
明治時代の文豪気取りの彼は酸味のきいたキリマンジャロ(750円)を。渋いカップが似合います。
そして、わたしは好みの色のカップでミルクたっぷりのカフェオレ(860円)をいただきました。
こだわりのコーヒーをいただきながら、水槽を眺めていると何時間でもいられそうな居心地の良さ。
喫茶店ともカフェとも言えない絶妙な空気感が、若者からご年配の方まで幅広い世代を惹きつけるようで、それぞれに読書やおしゃべりなど想い想いの時間を過ごしていました。
併設されたギャラリーのコーナーでは、作家さんの作品の展示販売やコンサートなども行っています。
善光寺参りの際は是非お立ち寄りください!
珈琲倶楽部 寛
住所:長野県長野市南千歳860 懐石舎ビル2階
営業時間:11時~20時
定休日:毎木曜日、第3週めの水曜日(月によって第2水曜日、第3水曜日)
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