【本巣市】CAFÉ DE MORE/岐阜モーニング

本巣市の木知原(こちぼら)地区にある「CAFÉ DE MORE(カフェ ド モア)」さんへモーニングに行ってきました!

木知原地区は、本巣市の中心市街地から淡墨桜が有名な根尾地区に向かう途中にある小さな集落。MOREさんは、そんな木知原の入り口にある喫茶店で、2024年10月にリニューアルオープンしました。

店内は趣のあるクラシカルな喫茶店といった雰囲気。大きな窓からは根尾の山々や、すぐ近くを走る樽見鉄道を眺めることができ、ゆったりした時間が過ごせます。

1982年に創業し、長年住民のよりどころとして親しまれていたMOREさん。ここ数年は週に数回の緩やかな営業となっていましたが、中高生時代を木知原で過ごし、現在は木知原と東京の2拠点で生活している建築士の井上明日香さんの呼びかけで、2024年春にリノベーションがスタート。

学生時代にMOREさんでアルバイトもしていたという井上さん。残せる部分はできるだけ活かしたいと、サイフォンが並ぶカウンターや、織部焼きのグリーンのタイル、レトロな藤のペンダントライトなどはそのままに、老朽化した壁や床などは張り替えて“更新”。2024年10月に、往時の雰囲気を残しながら、MOREさんは再始動を果たしたのです!

そんなMOREさんでいただけるモーニングは、トーストと卵がついた「Morning set A」と、キッシュとトーストがついた期間限定の「Morning set B」の2種類。どちらもドリンクがセットです。

ちなみに、モーニングなどの料理は井上さんの弟であり、東京から木知原にUターンした名知耶馬人(なちやまと)さんが担当。長年、飲食業界で働いてきた経験を活かして、MOREの店主を務めています。

Morning set B(レギュラーコーヒー) 600円

「Morning set B」は、プレーンとレーズン入りの2種類のトーストに、地元野菜を使ったサラダやデリがついて、とってもヘルシー!ドリンクは、名知さんがオーナーから味を引き継ぎ、サイフォンで淹れたレギュラーコーヒーをオーダーしました。

この日はキッシュの代わりに、「彩りチキンローフ」がセットに!しっとり優しい鶏ひき肉に、赤と緑が鮮やかなピーマンやパプリカが入って、味も食感もいいアクセントになっています。ガラスの小鉢に入った大根の寒天は、大根の甘みが引き出された、初めて食べるおいしさ!里芋のポテトサラダや、豆の旨みを感じる大豆のフムス(豆をペースト状にした中東や地中海の家庭料理)は食パンに乗せて食べても◎。

モーニングは、この他にも紫キャベツのマリネや、かぼちゃのスープ、グリル焼き野菜といったデリが、日によって組み合わせが変わって登場するそう!

MOREさんは現在、井上さんが発起人となった活動「こちぼらぼ」の拠点としても使われています。「こちぼらぼ」は、木知原の価値を再発見し、次代へ繋いでいこうという取り組みで、現在はマルシェを企画したり、住民のインタビューを掲載した「こちぼらぼ 始まりの本」を発行したりしています。

2025年3月30日には「第2回こちぼらマルシェ」も開催予定なので、ぜひチェックしてみてくださいね!

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地域で長年愛されてきた喫茶店がアップデートし、再び人々が集う場となった「CAFÉ DE MORE」さん。ヘルシーでおいしいモーニングや、ついつい長居したくなるレトロな空間も魅力です。ぜひみなさんも、訪れてみてくださいね!


CAFÉ DE MORE

住所:本巣市木知原240-1

営業時間:水~土曜 7:00〜11:00、日曜 8:00〜15:00 ※すべての時間にモーニングがつきます。
※2025年3月現在の情報となります。営業時間は変動があるため、ご来店の際は公式Instagramをご確認ください。

定休日:月・火曜

TEL:0581-32-5555

Instagram:@cafe_de_more_1982kochibora

2025年03月26日作成
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