さかだちぶらり旅・高山市編「高山昭和館」&「国八食堂」
どうも、さかだち編集部です。
今年のお盆はめっぽう暑かったですね。みなさんはどんなお盆を過ごされたでしょうか。私は避暑をかねて、ぶらりと高山を訪れました。その旅の様子をご紹介します。
▶︎昭和の時代にタイムスリップ!「高山昭和館」
今回の旅のお目当ては、こちらの「高山昭和館」。有名な「古い町並」からも徒歩で行けます。
昭和30年代のまちなみをはじめ、昭和の時代をリアルに再現した館内は撮影もOKということで、人気の観光スポットなのだそう。
中に入ってみると、レトロな昭和のまちなみが本当にリアルに再現されていて、まるで映画「ALWAYS 3丁目の夕日」のセットの中にいるみたいです!
手前に写っているのは、軽貨物自動車の「ミュゼット」。丸みをおびたフォルムも色も、古びていなくて、むしろ新鮮に感じます。
こちらは交番。表札や映画の看板、扇風機といった小物もすべて、実際に昭和の時代に現役で使われていたものが展示されています。
スマートボールを見つけて挑戦してみました。ビー玉のような球を打って穴に入れるシンプルなゲームですが、意外と熱中してしまいます。しかも、ボールが穴に入ると、ガラス面の上からボールがごろごろと転がって落ちてくるんです!
「当時のうまい人は、ガラス一面をボールが覆ってピンや穴の場所が見えなくなっても、手の感覚だけで打っていたそうですよ」とスタッフさんが教えてくれました。もはやプロですね…。
昭和通りと名付けられた通りの両側には、電気屋、おもちゃ屋、写真屋のほか、食堂や医院、床屋さんも再現されています。
食堂でビールをつぐふりをしたり、床屋さんでパーマを当てる真似をしたり…つい、いろんな場所で写真を撮りたくなります!
こちらは雑貨屋さん。ところどころに「あれ、実家にあった!」と記憶にある雑貨や置物があったりして、懐かしくなります。
一斉を風靡した昭和のスターや映画俳優のポスターやレコードも。2階には小学校の教室も再現されています。館内をゆっくり見てまわり、たくさん写真を撮っていたら、なんと2時間ほど経っていました。
昭和生まれの方はもちろん、平成生まれの世代にもいろんなものが珍しく、面白く映るようで、幅広い世代が楽しめるおすすめの観光スポットでした!
▶︎イカ焼きがとにかく絶品!「国八食堂」
お昼は鉄板焼きとうふ、ホルモン、そしていか焼きが名物という「国八食堂」さんへ。
友人に教えてもらって訪れたのですが、11時半ですでに大行列…。
炎天下の中、意を決して並びます。避暑のつもりで訪れたはずですが、高山も暑い…!!汗がだらだらと背中を伝います。
1時間以上並んで、ようやく、暖簾の前にたどり着きました…。バイクでツーリングをするライダーの聖地としても有名らしく、ライダーのグループもいましたが、家族づれもたくさん。
お盆だから行列ができていたのかと思いましたが、どうやら日頃から結構行列ができているそうです。
メニューはこんな感じ。友人のおすすめ通り、「鉄板焼きとうふ定食」「ホルモン定食」「いか焼き定食」を注文。
しばらく待つと…やってきました!!
どーーーん!
いか焼き、すごい!!!肉厚で食べ応えのあるいかがまるごと、じゅうじゅうと音を立てて焼かれています!ほどよく甘みのある醤油ベースの味付けも最高!
これは、ご飯が進みます。お味噌汁のお椀も大きいので、写真ではわかりづらいですが、普通のごはんでも大盛りくらいあります。
そして、こちらが「鉄板焼きとうふ」。やや薄めに切った豆腐が熱々の鉄板で焼いてあって、醤油の香ばしい匂いがたまりません!
さらに「ホルモン」も登場。弾力のあるホルモンは噛むほどに旨味が。やや濃い味付けで、こちらも負けず劣らずご飯が進みます!
暑い中、汗をかきながらも1時間以上並んだ甲斐があった、大満足のお昼ごはんでした。まだまだ、世の中には美味しいものがたくさんあるんですね。高山のローカルグルメ、おそるべし!
国八食堂を後にして、少しドライブ。見上げた青い空に、まるで勾玉(まがたま)のような白い雲が浮かんでいました。
みなさんも、高山へ行くときは、ぜひ「高山昭和館」や「国八食堂」を訪れてみてくださいね。
高山昭和館
住所:高山市下一之町6
営業時間:10:00〜17:00
年中無休
入館料:大人800円、中高生500円、4歳〜小学生300円(20名以上団体割引あり)
国八食堂
住所:高山市下切町1441-3
営業時間:11:00~14:30、17:00~19:45
定休日:水曜日
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