さかだちぶらり旅・福島県南相馬市/小高つながる市
イベントが増えてくるこの季節、さかだち編集部は毎週末、日本のどこかへぶらりと取材へ。
今回は、さかだちぶらり旅初!東北です!
(駅前にたくさん馬の像がいました!南相馬市だからなのでしょうか・・・?)
今回の目的地は福島県南相馬市。
南相馬市は小高区、原野区、鹿島区の三つの区に分けられていて、今回はその中でも一番南に位置する小高区へ。
小高区のほぼ全域は約2年半前に帰宅困難地域から解除され、2019年3月現在には居住者が3400人を超え、日本の地方の中では珍しく人口がどんどん増えている地域です。
そんな小高区に今年の1月にオープンしたばかりの「小高交流センター」という複合施設を発見!
カフェやショップ、オフィスの他に、人工芝が全面にひかれた室内では子供たちがセグウェイに乗って遊んでいたり、違う部屋ではお年寄りの方がマッサージチェアで昼寝をしていたり。
小高区に戻ってきたばかりの方でもここに来れば、自然と地域の人たちと交流ができそうです。
さかだち編集部がお邪魔した日は、「小高つながる市」という地域の方が出店されているイベントも開催されていました!
木製のテントが統一感があって素敵です。
実はこのつながる市、無印良品さんが全国各地で地元の方達と協力して開催しているイベントで、このテントも違う地域で開催したつながる市のものを使っているそうです。
無印良品さんのお店も発見!マルシェなどのイベントで見かけることがあまりないので、貴重な光景です。
もともと無印良品さんの店舗がない南相馬市。お昼すぎにはすべて完売で、地元の方も嬉しそうです。
震災前には約13000人が暮らしていた小高区。人口は増えているとはいえ、まだ元の数字に戻るには一見遠いように思えますが、こうした「小高交流センター」や「小高つながる市」での活動を見ると、そこにいる方達は皆いきいきとしてみえます。街は人でできているなぁと感じずにはいられない素敵なイベントでした。
小さな市場でも、人と人との距離が近く、岐阜からきたわたしたちにもフレンドリーに接してくれる小高の人々の暖かさに触れられたひとときでした!
小高つながる市
場所:小高交流センター
住所:福島県南相馬市小高区本町2丁目28
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