【各務原市】あげぱん屋 儀十郎

ある日、小腹を空かせた編集部は、名鉄新那加駅近くにある「あげぱん屋 儀十郎」さんへおやつを買いに出かけました！

旧中山道沿いに掲げられた「なつかしい給食のあげぱん」の看板が目を引く儀十郎さん。テイクアウトのあげぱん屋さんで、以前、TOFUマガジンでもご紹介させていただきました！

＊「あげぱん屋 儀十郎」さんをご紹介したTOFUマガジンの記事はこちら

2005年にオープンした儀十郎さんを営むのは、松浦静さん。

「実家が和菓子屋で、小さな頃から父があんこを炊くのを見て育ったから、いつかは自分も小さなお店をやりたいと思っていてね」。和菓子屋を継いだお兄さんの後押しもあり、なんと36年の構想を経て、自宅の隣でお店を始めたのでした。

黒板に手書きされたメニューは「シナモン」「ゴールデンあんこ」「あんこ」の３種類。100円台〜とリーズナブルな価格も嬉しい！せっかくなので、全種類注文します。

あげぱんは注文後にあげてもらえるので、お店の前のベンチでしばし待ちます。真夏や真冬など、外で待つのが辛い時期は車で待つのもOK！できあがったら、松浦さんが届けに来てくれます。

手際良く作業する松浦さんを眺めながら5分ほど待つと、あげぱんができあがりました…！

（左から時計回り）シナモン 200円、ゴールデンあんこ 170円、あんこ 150円

あげたコッペパンにシナモンをまぶした、岐阜では学校給食の人気メニューとしてもお馴染みの「シナモン」に、食パンにあんこを挟んであげた「あんこ」、さらに「あんこ」にシナモンをたっぷりまぶした「ゴールデンあんこ」。どれもあげたて熱々です！

「元々は『あんこ』だけだったんだけど、ある時、小さな女の子が給食で出る“あげぱん”がないことにすごくがっかりしていてね。他のお客さんからも食べたいって声が多くて、『シナモン』も始めることにしたの」と松浦さん。

そんな話を聞きながら、早速「シナモン」にかぶりつくと…

あつあつのあげぱんは、外はカリッと、中はふんわり！たっぷりまぶされたシナモンの甘みが口いっぱいに広がって、シンプルだけれど、とっても幸せな気持ちになります…！

「とにかくおいしくしたくてね。儲けのことは考えないで、シナモンもたっぷりつけちゃうの」。そんな風におちゃめに笑う松浦さんにも、心がほっこりします。

三角のかたちがかわいい「あんこ」は、カリッとした食感のあげぱんに、ほどよい甘さのあんこの組み合わせが、間違いないおいしさ！「ゴールデンあんこ」は、もちろんシナモンがたっぷりかかっていて、口にシナモンをつけながらかぶりついていただきました！

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素朴で懐かしいあげぱんと、松浦さんの温かい人柄に惹かれて、近隣はもちろん、遠方からわざわざ通う常連客も多い「あげぱん屋 儀十郎」さん。みなさんもぜひ、あげぱんを買いに出かけてみてくださいね！

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あげぱん屋 儀十郎

住所：各務原市那加西野町206-1

営業時間：13:00～17:00

定休日：火曜、水曜

TEL：090-6614-3668