【岐阜】カフェギャラリー 水の音 /岐阜ランチ

2017年4月2日、伊奈波神社近くにオープンしたカフェギャラリー「水の音」さん。岐阜駅内のアクティブGのセレクトショップ「CHA-CHA NOTE」さんの2号店で、築100年以上の町家を改装した趣ある空間です。

水路を挟んで2棟のうち、写真手前がカフェスペース「水の音」、奥がギャラリースペース「CHA-CHA NOTE inaba」です。

オーナーは韓国の伝統工芸である“ポジャギ”(麻や絹を使った覆い布の総称)の講師である奥様と、ご主人の板倉さんご夫妻。

店内には奥様の作品が飾られています。

奥に長い店内を中庭から玄関へ吹き抜ける風が気持ちよく、光を透かすポジャギはとても涼しげ。何時間でもいられそうな居心地のよさです。

季節の野菜を使ったランチがテーマで、5月はパスタとカレーの2種類が、日によって変わります。メインに加えて、生春巻き・バゲット・ドリンク付きです。

この日はパスタランチ(1200円)の日でした。

まずは、前菜の生春巻きをいただきます!

野菜は農家直送のこだわりの無農薬野菜で、新鮮さを大切にされています。

パスタランチに生春巻きとは珍しい組み合わせですが、おいしいだけでなく彩も美しく、メインのお料理を前に期待が高まります。

続いて水菜とベーコンのパスタ。プレートは先日ギャラリースペースで展示をしていた兵庫の作家さん、北野藍子さんのものです。

作家さんの器が、お料理を引き立てます。

程よくにんにくが効いており、あっさりとしていて、ペロリと平らげてしまいました!

食後のドリンクは、コーヒーか中国茶から選ぶことができます。

ご主人オススメなのは断然中国茶です。中国茶にも種類があり、その中から四季春、凍頂烏龍茶、ライチ紅茶を用意していただきました。

本格的な湯釜と日本の陶芸作家さんが作った中国茶専用の茶杯で、特別に目の前で淹れていただきました。

お茶は水が命。長良川の水を湯釜で温めることによって、まろやかな口当たりになるそうです。

お湯を注ぐと、いい香りが漂います。目の前で淹れていただくと、お茶の種類によって香りと色が全く異なるのがよくわかります。

かつては中国茶の教室まで開いていたという板倉さん。

茶葉を開いて最後まで出し切ることが美味しく飲むコツだと教えてくださいました。

濃縮されたお茶を味わっていただくために、中国茶の茶杯はおちょこより一回り大きいくらいのサイズです。

今回いただいた中国茶は、クセがなくあまり飲み慣れていない方でもおいしくいただけます。

にんにくなど香りの強いものを食べた後には、お口の中をさっぱりとさせる効果もあります。

そして、中国茶と抜群の相性ということで、おすすめしていただいたのはパンダプールマフィンさんのマフィン。

パンダプールマフィンさんは長良川沿いのお店で、卵と乳製品を使っていない素朴なマフィンが人気です。

おやつ時にもぜひ足をお運びください!

 

食後には、お隣のギャラリー「水の音」にもお邪魔させていただきました。

歴史を感じる外観からは想像がつかないほど、現代的な空間にびっくり!

きれいにリノベーションされているので、展示中の作家さんがゲストハウス感覚で宿泊していかれることもあるそうです。

ポジャギをはじめ、作家さんの作品が展示されています。

カフェがオープンしている時には、こちらもご覧いただけますので、ぜひあわせて覗いてみてください!

また、奥様のポジャギ教室の生徒さんの作品集「POJAGI book 2017」を、さかだちブックスを運営するリトルクリエイティブセンターがデザインさせていただきました。岐阜駅内のアクティブGにも置いていただいていますので、お手にとってご覧ください。


水の音/CHA-CHA NOTE inaba

住所:岐阜市新桜町12/岐阜県岐阜市靱屋町24

営業時間:11時〜17時

定休日:木曜日

HP:https://www.chacha-note.com/

2017年05月22日作成
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