【岐阜】岐阜善光寺の節分星祭りに行ってきました!

岐阜善光寺で2021年2月2日(火)に行われた「節分星祭り」に行ってきました!

これは毎年節分の日に行われるお寺最大の行事です。メインは厄除け・無病息災のご祈祷で、他にも諸願成就などをご祈祷する法要が、9時から20時まで一日中行われます。

人はその年の星の気を受けるとされていて、星の新年である立春の前日にあたる「節分」に、生まれた時に授かったの自分の星と1年ごとに巡ってくる星を供養して、新しい年を無事に過ごせるように祈る法要なんですね。

ところで、節分といえば2月3日というイメージがありますが、今年の節分は2月2日でしたね。節分が2月2日になったのは1987年以来、実に124年ぶりのことだったそうです!

編集部も早速、ご祈祷をしていただきました!

ご祈祷は個人祈祷、特別個人祈祷、家族祈祷、特別家族祈祷、法人祈祷の5種類があり、受付でご祈祷の種類を選んでご祈祷料を納めます。ちなみに特別祈祷は1回だけではなく毎月ご祈祷を行っていただけます。

受付を済ませて本堂に向かう階段に、善光寺名物の赤鬼を見つけました!

この赤鬼は毎年「善光寺サポーターズ」のみなさんが竹と和紙で制作されているので、その年によって顔つきも違います。それにしても抜群の存在感ですね。

さらに、本堂に向かうとマスクをしたペッパーくんが…!

コロナの感染症予防対策もあってペッパーくんが案内役をしているんですが、実は案内の内容をプログラムしているのは、元住職の松枝秀顕さん(78歳)なんだそう。自前でプログラミングするのはすごいですね…!

松枝秀乗住職からお話があったのちに、ご祈祷が始まります。

今年は密を避けるために椅子を設置し、家族祈祷の場合も1家族1人までという形で行われました。

本堂に厳かな読経の声が響き渡ります。特に何人ものお坊さんが全16部600巻の大般若経典をパラパラとめくりながら唱える「転読」は圧巻です!

今年はご祈祷のオンライン配信も行われました。(動画はこちら

ご祈祷が終わると福豆、枡、八将神が描かれた絵札、開運守をいただきます。八将神とはその年の吉凶をつかさどる八つ神のことで、この神がいる方角が悪い方角を表しています。

また、祈祷された御札は翌日以降に受け取り、家の中の北以外に向けて貼ると1年間安泰に過ごせるといわれています。

例年はご祈祷が終わると福豆を手に、全員で本堂から外に向かって豆まきをするのですが、今年はコロナの影響でそれができないため、本堂の縁の上に立つ2体の「鬼」に向かって豆まきをします。

「おには〜〜そと!」。

元気よく豆まきをする子どもたちが、とっても楽しそうでした!

境内ではこの時期だけ、厄除け金平糖(300円〜)が販売されています。これは織田信長が宣教師ルイス・フロイスからプレゼントされた南蛮菓子の金平糖をとても気に入ったことに由来して誕生した岐阜善光寺名物です。

今年はご祈祷と豆まき、金平糖で悪病退散!そんな想いが感じられる節分星祭りでした。


岐阜善光寺

住所:岐阜市伊奈波通1−8

WEB:http://gifu-zenkoji.jp/

《節分星祭り》
開催日時:毎年節分の8:00〜20:00
祈祷料:個人祈祷 3,000円〜 家族祈祷5,000円〜
※ご祈祷は当日受付のほか、電話やFAX、ハガキなどでの事前予約も可能です

2021年02月09日作成
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