【岐阜市】yoknel(ヨクネル)/岐阜ランチ
ぎふメディアコスモスや岐阜市役所からほど近い長良橋通り沿いに、2023年9月にオープンしたばかりの「yoknel」さんにランチに行ってきました!
大通りの角地にありますが、大きな看板などはないため「なんだかお洒落なお店ができたけど、どんなお店なんだろう…」と気になっている方も多いのではないでしょうか。yoknelさんは、コーヒーとクラフトビール、そして珍しいベトナム名物のサンドイッチ「バインミー」が楽しめるお店なんです。
お店に入るとすぐにメニューがあり、ショーケースには全粒粉スコーンも。
メニューはコーヒーやラテ、カプチーノ、モカなどのほか、クラフトビールが数種類。バインミーは「自家製チャーシュー」と「牛肉とレモングラス」の2種類があったので、2人で1つずつ注文し、お会計を済ませてから席に着きます。
カウンターからは大きな窓の向こうに通りが眺められて、開放感があります。テーブル席も3つほど。外観も内装もとてもお洒落ですが、ウェルカムな感じがあって居心地がいいのは、店主の古海(ふるみ)称太さんの人懐っこい人柄のおかげかもしれません。
古海さんは長野県生まれ。縁があってコーヒーの焙煎所やクラフトビールの醸造所などに勤め、トレーラーで各地を巡りながらクラフトビールの販売もしていたのだそう。家族で東京で暮らしていましたが、奥様の実家がある岐阜に移住して、念願のお店をオープンされました。店名の「yoknel」は、よく食べて、よく飲んで、よく喋って、よく寝てください、という思いが込められています。(ちなみに古海さんが “よく寝る”からとも…!)
「メインは東京にあるコーヒーロースターAmameriaさんと Sircle Coffee Roasterという屋号で活動している方の豆で淹れるコーヒーと、長野県軽井沢を拠点とするKOKAGE BEERさんのクラフトビールで、バインミーは僕が大好きだから作ってるんです(笑)」。
そんなバインミーのパンは一宮市にある「ことりベーカリー」さんに特注で焼いてもらっているそう。真っ赤な鍋の中にパンが並んでいるだけで絵になります。そして、愛犬のロアちゃん(たまにお店で会えることも!)のイラストとお店のロゴが描かれたナプキンもかわいい…!
しばらくすると、お待ちかねのバインミーとアイスラテが目の前に…!オーダーが入ってから具材を炒め、パンもリベイクしてくれるので少し時間がかかりますが、待つ時間も楽しいものです。
自家製チャーシューは厚みがあるのに柔らかくて、ちょっぴりスパイシー。クリームチーズの爽やかさ、人参や大根のなますの酸味ともよく合う、ベストなバランスです!
こちらは「牛肉とレモングラスのバインミー」。甘辛く味つけた柔らかな牛肉は、レモングラスで後味さっぱり。意外とボリュームがありますが、もちろん美味しくてペロリと完食です。
どちらのバインミーも特筆すべきは具材の美味しさを引き立てるパンそのものの美味しさ!リベイクしたパンは頬張るとカリッと音がして、噛むほどに小麦の旨みが広がります!
※写真では、パクチーが苦手なため抜いていただいていますが、パクチー好きな方にはたっぷりパクチーを入れてくれます。また、2人でシェアしやすいように半分に切ってくださいましたが、通常は半分に切ってはいません。
朝も昼も夜も、ふらりと立ち寄って気さくな店主さんと話しながら、美味しいバインミーとコーヒーやビールが楽しめる「yoknel」さん。岐阜にまた、素敵なお店が誕生してとっても嬉しいひとときを過ごした編集部でした!
yoknel ヨクネル
住所:岐阜市七軒町16-1 イステイトビル1F A
営業時間:火〜木曜は9:00〜17:00、金・土曜は9:00〜20:00
定休日:日・月曜
Instagram:@yoknel_coffee_banhmi_beer
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