\番外編/ジュラシックアーケード2016恐竜図鑑
2016年9月10日・11日に開催された、柳ケ瀬ジュラシックアーケード2016。
当日は沢山の恐竜がやってきて、街中とっても盛り上がりました!
【柳ケ瀬】ジュラシックアーケード2016・後編
目玉イベント“恐竜スタンプラリー”で、柳ケ瀬の中にいる恐竜たちを全て見つけようと探しまわった方も多くいると思います。
今回はゆっくりまわれなかった方や、出会った恐竜のことを知りたい方のために、柳ケ瀬にやって来た恐竜を紹介します!
(学名・紹介文は恐竜近くにあった説明パネルに記載していたものです。)
ティラノサウルス
学名/Tyrannosaurus
時代/中生代白亜紀末期
場所/北アメリカ 体長/約12m
名前は「暴君トカゲ」という意味。
大型の肉食恐竜。体の大きさに比べ頭部が非常に大きく、きわめて強力な顎と歯を持っていた。
噛む力は3.5t以上といわれ、他の動物と比べても圧倒的に強い。
また、歯の縁にはステーキナイフのようなギザギザ構造があり、これにより切れ味が増した。
臭覚にもすぐれており、さらに前方を向いた両目で的確な距離の判断ができた。
前肢は短く小さいが、力強い。
ティラノサウルスに近縁な大型肉食恐竜に羽毛が生えていたことが明らかになったことから、最近では、幼体には羽毛があったという説が唱えられている。
デイノニクス
学名/Deinonychus
時代/中生代白亜紀前期
場所/北アメリカ 体長/約2.5~3.5m
小型ではあるが、大きな脳を持ち知能が高く、群れで狩りをしていたとされる肉食恐竜。
後肢の第2指の大きな鋭いカギ爪が特徴で、獲物を襲う時の武器となっていた。
「恐ろしいカギ爪」という名前は、これに由来する。
歩く時や走る時にはこのカギ爪を地面から持ち上げ、獲物を攻撃する時だけ獲物の体に突き刺して深く食い込ませ、傷を負わせることができた。
鳥に近縁な恐竜で、体は羽毛で覆われていたと考えられている。
スティラコサウルス
学名/Styracosaurus
時代/中生代白亜紀後期
場所/北アメリカ 体長/約5.5m
トリケラトプスと同じ角竜(つのりゅう)の仲間で植物食。
角竜の中ではセントロサウルスやパキリノサウルスに近縁。
トリケラトプスのような眼の上の角はないが、吻部(ふんぶ)は厚みがあり、鼻孔も大きく、トリケラトプスと比べてたいへん大きな鼻角を持つ。
また、巨大なフリル(えり飾り)を持つが、このフリル外周の非常に発達した6本の棘(とげ)が特徴的で、長いものでは60cmにもなる。
この特徴から「棘のあるトカゲ」と名付けられた。
風船サウルス
学名/balloonsaurus
時代/現代期
場所/弥生町 体長/約2m
フワフワと風にもなびく、新種の恐竜。
人にさわってもらうのが好き。
柳ケ瀬ジュラシックアーケードの時にあわせて生まれる。
トリケラトプス
学名/Triceratops
時代/中生代白亜紀末期
場所/北アメリカ 体長/約8m
名前は「三本の角を持つ顔」という意味で、その名のとおり、1本の鼻角と、眼の上に2本の角を持つ。
角竜(つのりゅう)を代表する恐竜。
恐竜時代の最末期に生息した植物食の恐竜で、群れを作ってティラノサウルスなどの攻撃から身を守っていた。
3本の角や後頭部から首の上にのびたフリル(えり飾り)は、同種間での競争や求愛に使われたのではないかと推測されている。
口先には歯がなく、鳥のくちばしのように尖っていた。
ステゴサウルス
学名/Stegosaurus
時代/中生代ジュラ紀後期
場所/北アメリカ 体長/約7m
背中に骨板と呼ばれる骨質の板が互い違いに並んでいるのが特徴。
この骨板は、太陽の熱を受けたり、体内の熱を放出したりする、体温調節の役割があったのではないかとされる。
尾の先端の4本のスパイクは、肉食恐竜などから身を守る強力な武器となっていた。
四足歩行の植物食恐竜で、群れで生活していたと考えられる。
名前は「屋根トカゲ」という意味で、発見当初、亀の甲羅のように骨板で背中が覆われた姿で復元されたことによる。
柳ケ瀬サウルス
学名/yanagasesaurus
時代/現代
場所/柳ケ瀬商店街 体長/約4m
身体が竹、針金、新聞紙、漆喰、布で出来ている。
肌がむき出しの体表は、ジュラシックアーケードの当日に子ども達の協力で、松ぼっくりやカラフルな折り紙をまとって賑やかになるのが嬉しい。
今度の10月29日に開催されるぎふハロウィンにも出現予定。
ダケントルルス
学名/Dacentrurus
時代/中生代ジュラ紀後期
場所/西ヨーロッパ 体長/約8m
ステゴサウルスに近い種類の剣竜で、イギリスやポルトガル、スペインなどで化石が発見されている。
ステゴサウルスの仲間の中では、前脚が長くて大きく、後ろ脚が細長いのが特徴である。
また、内臓の幅が広く、尻が大きかった。背中の骨板の配列は、ステゴサウルスとは異なり、首に小さなプレートが並び、腰から尾にかけては鋭いトゲになっていた。
ダケントルルスという名前は「トゲのある尾」という意味である。四足歩行の植物食恐竜。
パラサウロロフス
学名/ Parasaurolophus
時代/中生代白亜紀後期
場所/北アメリカ 体長/約12m
ハドロサウルスの仲間、つまりカモノハシ竜で、堅いクチバシを持ち、口の奥にはたくさんの歯が並ぶ。植物全般の歯や枝をエサにしていた大型の植物食恐竜。特徴的なのは、頭頂から後ろの方へ伸びるトサカで、内部が複雑な構造をした空洞になっている。このトサカの内部で声を反響させることでより大きな声を出せたとされる。また、メスよりもオスのトサカの方が大きいことから、異性に対し自分を誇示するのにも役立っていたと考えられる。
以上、全10体でした!
柳ケ瀬ジュラシックアーケード2016
開催日:9月10日(土)・11日(日)10時〜17時
場所:柳ヶ瀬商店街一帯
企画:商店街中に大きな恐竜ロボットが!今年初めて柳ヶ瀬にやってくる恐竜もいるよ。
スタンプラリー(200円)を達成すると、景品でカラフルジェムストーンがもらえます。
本部の企画でミュージアムショップや、柳ヶ瀬サウルスづくりなども。
その他各商店街、店舗でもイベントを同時開催します。
柳ケ瀬ジュラシックアーケードのチラシや看板、スタンプラリーカードなどは、
さかだちブックスを運営するデザイン会社・リトルクリエイティブセンターで制作させていただきました!
柳ケ瀬ジュラシックアーケード実行委員会の皆様、ありがとうございました!
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